
京都駅前に夜行バスが到着(次の写真マーカー14)したのは、JR京都駅南側の新・都ホテル前、6:10ころ。献血の受付は10:00で、献血ルームに入れるのは9:10ころです。バスを降りると、雨がパラパラと…。台風の影響のようでした。
まずは、朝食を摂ることにしました。あまり考えずに、駅ビルを入ってすぐの店に。メニューは和洋何でもありという感じでした。でも店の雰囲気が何か変でした。食べ終わって店を外から見て分かったのですが、本来はイタリアンの「アミーチ」という店でした。地の利を生かして、早朝にいろいろな客を取り込もうということでしょう。うどん+コーヒー(笑)を食べましたが、おいしかったですよ。
さて、まだ時間がたっぷりあります。マクドナルドに移って、しばらく時間を潰しました。次は宿泊先の「スーパーホテル京都・烏丸五条」へ。献血を済ませた後にはすぐに研修会場へ行きたいこともあり、持ち歩く必要のない大きなバッグだけを預かってもらうことにするわけです。
ホテルは、市営地下鉄で京都駅から一駅の「五条駅」です。歩いても良かったのですが、空模様も悪く蒸し蒸しとしていたので、地下鉄に乗ることにしました。
※「スーパーホテル京都・烏丸五条」について、「京都駅から遠い」という人と、「近い」という人がいますが、脚力や季節・天候によって、意見が二分するような位置です。

(特に特徴的なものは見られない、平凡な地下鉄でした。)
荷物を預けた後は、「献血ルーム京都駅前」へ。位置は、京都駅と五条駅との間ですので、地下鉄に乗って京都駅まで行くと、歩いて少し戻ることになります。ということで、歩きました。
京都タワーがすぐに見えました。京都駅〜五条駅間は歩いても案外近いかも知れません。
大きなビルの表示を見ると、何とヨドバシカメラでした。

景観を損なわないための規制を受けているのでしょう。
献血ルームのおおよその位置は事前に調べておいたのですが、最後にちょっと迷いました。というのは、google mapの表示位置が間違えていたからです。
その上、建物(京阪京都ビル6F)の各階のテナントを示す看板が布のようなもので覆われていたので、分かりにくかったのです。

(「P中信駅前ビル駐車場」の看板の向こう側)
でも、時間はたっぷりあるので、構いません。9:30以前に到着してしまいました。

でも、私の気配に気づいて、「打ち合わせ中で対応できませんが、中へどうぞ」と、職員が扉を開けてくれました。
ルーム内の雰囲気は、今まで見てきたルームと大差ありません。割とすっきりしているタイプです。

問診はもちろん紙からカードに移行していますが、問診の間、職員が目の前にいます。多分反対側からモニターをしているのでしょう。

(ベッド数の割に、問診用の入力装置は2つでは少ないようにも思いますが。)
医師による問診は医師による個人差もあるのでしょうが、「夜行バスを使った後の献血はできない場合もあるんですけどね…」と言われてドキッとしました。
採血室は、採血用ベッドがきれいに2列にならっており、窓も大きく、明るい雰囲気です。

「成分献血の方はDVDを見られます」ということで、選んでおいたDVDがセットされていました。
今回は血漿しか選べなかったので、比較的短時間で終わりました。(映画のDVDも見終わらず。)
看護師さんとの会話で、「ここは、他と比べてお菓子が少ないかも…」という話が出ましたが、確かに少なめです。(笑)

たしかに「2種類」は少なめですが、お菓子を食べに来るわけじゃありませんからね。
その代わりにアイスクリームがありました。

私はお菓子を2つだけにしたので、どんなアイクスクリームが入っていたのか、分かりません。
記念品は、ウェットティシューと、箸2膳のセット。箸の方はその購入費が、寄付に回されるそうです。


ロビーでの携帯電話(スマホ)の使用に関しては、「通話以外何でもOK」みたいな表示がありました。あまり制限をすると、スマホ依存症の若者が献血に来てくれないからでしょうか。

いつもの献血と違っていた点。
1 腕に管理用の番号(とバーコード)及び手書きの簡易な通し番号の入ったリストバンド)を付けさせられるのですが、呼び出しは番号ではなく実名でした。

(手書きの番号は「1」です。)
リストバンドは左腕です。したがって、腕時計をはずす必要が生じました。では、どうして左腕かというと、ディスプレーの問診(本当は何て呼ぶのでしょう)が終わってから、血圧測定なのです。測定器は右腕をいれるようになっているので、リストバンドは左腕、なのでしょう。
2 採血完了後の、ベッド上での「3分間の休み」はありませんでした。
3 最初の問診時に「シーフテスト」というのがありました。
針を刺すことで、しびれや痛みが出る可能性が高まるので、事前にその「可能性」をチェックするようです。こちら、あるいはこちらに詳しく書かれています。愛知・奈良・大阪・京都あたりでやっているようです。これも全国的に広がってゆくのでしょうか。
ところで、「シーフとは何か?」と思い、情報を探して、ようやく見つかりました。
http://www.narakenketsu.jp/seeftest/test.html
●「シーフテスト」とは何ですか?
・肩(Shoulder abduction):Hand elevation test (手拳上テスト)や肩関節可動域障害を調べるテスト、手根管症候群の誘発テスト
・肘(Elbow-flexion test):尺骨神経の絞扼性障害である肘管症候群の誘発テスト
・手関節(Phalen test):正中神経の絞扼性障害である手根管症候群の誘発テスト
上記を組み合わせたもので、各状態を1つの動作で調べるスクリーニングのためのテストです。
saefpで「シーフ」は、ちょっと無理があるような…。(笑)