
メールアドレスは持っている、やや高齢の知人への連絡の必要が生じたのですが、パソコンを起動するのは数日に1回という状態で、電話をかけたら帰宅は遅いとのことなので、FAXの出番です。
「まだ日本ではFAXが使われているのか」と諸外国からは驚かれているそうですが、私もFAXがなくなっても構わない派ではありますが、相手によってはまだ「使える」道具です。
さて、久々に新品で購入をしたFAX機のKX-PD502DW(Panasonic)は、データはSDに保存して(確か本体への保存も可能)、必要に応じてプリントアウトしたり、パソコンで開けるということになっています。
すでに、宣伝のFAXが送られて生きてパソコンで開いて「なるほど」と思ってそのままデータは削除しました。いいですね。無駄がありません。まだ一度もプリントアウトをしていません。(笑)
さて、今日はじめて送信をすることになりましたが、紙を使わない受信ができるのだから、送信だってできるのだろうと思いマニュアルを開いてみると、ありました。データがどんな形式(フォーマットとサイズ)になるのかと興味がありましたが、専用のソフトで作るのであまり心配はないことが分かりました。
http://panasonic.jp/com/support/fax/cnv/index.html
に、「ファクス送信用変換ソフト(64ビット/32ビット対応版)」というソフトがありました。(わざわざ64ビット対応としてあります。先日の「電話帳編集ソフト」)には、何ビット対応か名器をしていなくて、64bitユーザを困らせました。ソフト開発の担当者が違うのでしょうか。
さて、特に難無くソフトはインストール完了です。
このソフトは、送信原稿を"作る"ソフトではなく、"変換する"ソフトです。PDFを作る場合と似ています。何でもいいから何らかのソフトで原稿になるものを作ったら、最後に印刷をするときに、プリンターとして「FAX TIFF Writer」という、言わば仮想プリンターを選ぶだけのことです。
(faxってTiffが減速なのでしょうか。以前、インターネットで使っていたFAXもデータはTIFFでした。)
SDへデータが書き込まれますが、その際には文書名を指定します。そうしないと、FAXで送信をするときにどのデータを送っていいのか、判別がつきませんから。
データの書き込み対象はSDのみです。決まった位置(フォルダー)に規則性のあるファイル名を付けられて書き込む必要がありますからね。
で、書き込みの終わったSDをFAX機に差し込んで、後はメニューから順に指定をして行けば送信ができます。
ペーパーレスの上、紙の汚れや印刷ムラ、用紙が傾いているときの線のガタガタなどもないはずです。(当然!) パソコンのプレビューで見たら、かなり文字の線が細かったので、明朝体をはめて全てゴシックにしました。
職場の複合機では、スキャニングやPDF作成ができるのですが、USBメモリーを介してペーパーレスの画像データ送信ができるのか?と疑問に思いました。後でマニュアルを眺めてみることにします。