
実は私は高校時代、ギター部に所属をしていました。指が短い上に、指先の肉が薄いのでギター向きではなくて、その後は全くギターを手にすることはなくなりましたが、ギターは好きです。「小さなオーケストラ」という大層な名前ももらっている一方、どうしても指先が弦を滑らす時に「キー」という雑音が出てしまう、未完成さとも言える点もありますが、逆にそれがアコースティックな良さだと私は思っています。
さて、以前からちょっと気にしていたギタリストが村治佳織で、CDなんぞも借りたことがあるのだけれど、なぜか最近人気が増している様子がうかがえました。
去年の秋だったろうか、Yahoo!動画に彼女が登場しているのを発見。ダウンロードして、ライブラリーとして保存しようとしたが、DRMのために保存出来なかった。それまで、私の環境ではDRMは関係なかったのに・・・。(-.-)
最近ようやくその環境が復活し、彼女の動画を探したけれどあるのは、Youtubeのflvファイルばかり。
FLVではあるけれど、大きなサイズのものを発見した。個人的な楽しみのために通勤の車の中で聞けるようにダウンロードさせてもらいました。
Youtubeだと様々なダウンロードツールがあるのだけれど、それ以外からダウンロードするのは初めてだったので、ちょっと苦労。素朴な方法で対処しました。
- このページを開いて、全ての動画を再生する。
- IEのツール>インターネットオプション>インターネット一時ファイル>設定>ファイルの表示
- 時刻順に並べ替え、最近再生されたflvファイルを探す。(種類で並べ替えてもいい。)
- 見つかったflvファイルをデスクトップなどにコピー。
- SUPER(R)を使って、元のサイズ(512*288、比率16:9)のまま、MPEG2ファイルに変換。フレーム数は29.97fl/secに。
- TMPGEnc2.5Plusで、DVD-Video用のファイルである740*480のmpeg2ファイルに変換・・・したが、フィルターをかけたりするわけでもないので、試しに直接TMPGEnc DVD-Author3で開いてみると、問題なく開く。サイズがDVD-Video用とは異なるので"FR"のアイコンが付く。Full Renderingの意味のようだ。TMPGEncPlus2.5で加工済みのファイルの場合はSR=Smart Renderingつまり、不必要な再エンコードはしない「お利口モード」というわけ。私もお利口になって、2番目のファイルからは、TMPGEncPlus2.5にはお世話にならないことにした。
一応DVD-Videoとして再生できるのだが、下部と右端に変な歪みがあるが、元のflvのエンコードミスのように思われます。
flvファイルは今はまだ、HTMLファイル内では直接開けない。このページで開けるようにと、あれこれ(具体的には、flvファイルをHTMLファイル内で開くためのフラッシュファイル)を探してテストしてみたのだが、うまく動作してくれなかった。
そんなことからも、今回の村治佳織のflvファイルに問題があるような気がする。
でも、車の中で聞ける(見られる)ようには出来たので、このページ内での再生は諦めました。
ちなみにflvファイルは以下の通り。
http://gscdn72.mncast.com/2008/0104/10045147120080104233714.flv
http://gscdn72.mncast.com/2008/0104/10045147120080104234949.flv
http://gscdn72.mncast.com/2008/0104/10045147120080104234701.flv
http://gscdn72.mncast.com/2008/0105/10045147120080105000649.flv
http://gscdn72.mncast.com/2008/0105/10045147120080105000555.flv
http://gscdn72.mncast.com/2008/0105/10045147120080105000137.flv
http://gscdn72.mncast.com/2008/0104/10045147120080104235729.flv
http://gscdn72.mncast.com/2008/0104/10045147120080104235220.flv
元ギター部員の割には詳しい評価はできないのですが、でも素晴らしい演奏です。あの細い(細く見える?)腕によるものとは思えない力強さが感じられます。それから不思議なことに「キー」が聞こえない。
アランフェス協奏曲はもちろん、楽しませてくれました。
YouTubeから2・3。
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早春賦