しかたなく、昼間、起きているときに再度同じことをしてみると、途中で「メモリーアロケーションエラー」という表示が出て、途中で動作が終了してしまったのです。

とても諦め切れるデータではないのでどうにか復旧の方法を考えました。
手間はかかりますが、エラーが出る前に、つまり一遍にたくさんのフォルダー/ファイルを復旧させようとしないで、先頭のクラスターから、分割指定して少しずつ「消えてなくなった」ように見えるフォルダー/ファイルを表示させ、救出できるのではないかと思いました。
予想通りです。(ちょっと考え方が、間違えていることは最後に分かりました。) 今、別の外付けHDDにたくさんのフォルダー/ファイルが復活しつつあります。
かなりの労力と時間が必要ですが、ある程度見通しが立ちました。
時間はかかっても同じやり方で、やっていけることを祈るのみです。
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経過1
昨夜12:00ちょっと前にフォルダー/ファイルの復旧(別のドライブへのコピー)を開始し、午前6:53分ころの状況です。
約7時間で約450Gというペースです。
今回使用しているのは、「ファイナルデータ 特別復元版 9.0」です。

現在は、「ファイナルデータ10+特別復元」が最新版のようです。
Amazonでは、7,808円で販売されています。
これ以前には、「ファイナルデータ・スタンダード版」というのを使っていましたが、どうして買い換えたかは忘れました。64bitパソコンに使えないからだったろうか…忘れました。
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経過2
ふと気づいたら、終わっていました。新たに作られたフォルダーの最新のものが11:08です。ファイルのタイムスタンプはオリジナルのもののままですが、フォルダーは新たに作られます。
11時間で、718GBの修復(コピー)ができました。
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追記
説明の順が前後しますが、スキャンのやり直しの最初は以下の設定です。

0クラスター目から10000000クラスター目までです。
そして、718GBの修復を終わりました。
2回目のスキャンは10000000から20000000と言うことになりますが、少し幅を広げて(やや重複させて)98000000クラスター目から20000000としました。

その結果…

何もなし。(キャプチャ画面では残り5分ほどありますが、終了後のスクリーンキャプチャを忘れました。)
どういうことでしょう。
ここで、初めてマニュアルを開きました。
HDDの一般的な構造として、先頭にはMBR(Master Boot Record)、次にBoot、MFT1、MFT2、ようやくその後にS.FILE、L.FILEと続くようです。正確な用語の意味は確かめていませんが、要するに管理領域が先頭に、その後にファイルが置かれるということでしょう。
したがって、先頭部のクラスターを調べてそれらからHDD全体のディレクトリー/ファイルの記録状況が分かるということだと思います。
ということで、多分これで実質的に、見えなくなったディレクトリー/ファイルの修復は無事完了ということだと思います。
念のためさらに後部を調べてみますが、これで所期の目的は達成できたと思っています。
内蔵HDDではほとんどトラブルを起こした経験がありません。パソコン使用時に常に起動しているということは安定的動作上、良いことなのかも知れません。それに対して外付けは、接続の度に環境が変わる可能性がありますので不安定になりがちだ、と何となく思っています。
かといって、たまにしか使わない5台の外付けHDDを常に起動しておくという気にはなれないのです。