ただ、代わりに「夜明けのスキャット」の特別な録音を聞くことが出来ました。
【ラジオ黄金時代】TBSラジオ ダイジェスト
4:20あたりから再生されるはずです。
「夜明けのスキャット」としてラジオから流れたものではなくて、ラジオ番組「夜のバラード」のテーマ曲(しかも無名の曲)として流されたときの録音です。初めて聞きました。
夜のバラード
1966年6月〜71年9月 (月〜土)22:40〜23:00
PN:金内吉男・松本典子 → 清水綋治・吉田日出子(音源) → 富川すみ夫・藤田淑子 → 松山省二・神保共子
という説明付きです。
余談ですが、すぐ後、5:25辺りから始まる「永六輔の、誰かとどこかで」の永六輔・遠藤泰子両氏の声があまりに若くて、隔世の感があります。
さて、こちらは「夜明けのスキャット」として、レコード化されて公開されたもの…だと思いま。後から付け加えられた歌詞がくっついていますから。
ところで、今回「夜のバラード」を検索していたら
由紀さおり「夜明けのスキャット」は盗作なのに!?
という記事がありました。
「夜明けのスキャット」が"The Sound of Silence"の
明白な「パクリ」(あえて「盗作」とは言わないが)
と述べられています。「明白な」とまで書かれていますが、理由は書かれていません。
これら2曲は出だしのところが似ていて、鼻歌で歌おうとして自分が一瞬どっちの曲を歌おうとしているのか分からなくなってしまうような時さえあるのを経験しています。
でも逆に言えば、これほどのヒット曲"The Sound of Silence"の出だしをそのまま使って世間に公表しようとするということはしないと思いますけどね。たとえ、ラジオ番組の無名のBGMとしてでも。
また、具体例を思いつきませんが、「そっくりな2曲」というのは結構あるものです。