ずっと眺めてみて最初に出てくるのがここだと思われます。
チャプター3の冒頭、11:40辺りです。
アングルのナンバーだと「2」なのですが、日本で販売されているディスクではこれがデフォルトになっています。
ここでアングルを「1」にして、同じところを再生してみます。
次は…ここです。チャプター5の36:00辺り。
さらに探しましたが、見つかりませんでした。たったこれだけ…。
「映画 『アナと雪の女王』 の中に出てくる 『オーケンの店』 の看板」には、
英語音声の場合は英語で、日本語音声の場合は日本語で看板に書かれています。
(中略)
次は再生中にリモコンで音声言語を変えてみたのですが、その時は看板の言語は変わりません。
その事から考えると、音声選択メニューで言語を選ぶときにアングルの選択も自動でセットしていると思われます。
という記述があります。オーサリングの仕方次第でしょうが、この「アナと…」に関してはその通りです。
マルチアングル機能を「売り」にしている映画ではありませんし、そういうのを映画館で上映する場合には、有効に上映する仕組みがありませんから、こんなものなのでしょう。
かつて「ザッピング放送」という実験的なテレビ番組(内容は確かテレビドラマ)がありました。2つのチャンネルで同時に同じ番組を放送するのですが、映像(音声も?)が異なるわけで、どちらのチャンネルを選ぶかは視聴者次第ですし、選び方でその番組から得られるものは異なるわけです。
DVDのマルチアングルもせっかくの機能ですから、何か「これは!」と思うようなものが出るといいのですが…。
ジブリのDVDでは、絵コンテが見られるマルチアングルDVDがあるらしいとのことです。
以前、マルチアングルについて書いていました。
→ DVD-Videoのマルチアングル
クリスマスの約束2001〜DVD用編集