
どうしてここでペットボトルが出てくるかというと、これもたまたま手にしたこのお茶のペットボトルが持ちやすかったのと対照的だったからです。
この「綾鷹」は525ml入りで通常の500mlよりも当然「重い」のですが、手に持って持ちやすさを感じました。主な要因は中央よりもやや下にあるくびれです。実は私は指が短いのです。寸胴のペットボトルを持つのに苦労をするほどではありませんが、細いのに越したことはありません。
よく見るとこのペットボトルには、上記ののくびれの他に、ずっと細いくびれが数本あります。こちらは持ちやすさよりも、薄いペットボトル素材に強度を持たせるためのものでしょうが、これが持ちやすさにも多少なりとも貢献しています。
持ちにくいものとして、先日たまたま電話の子機KX-FKD503/502を取り上げました。
また、今では使っていませんでしたが、N-04Cを最初に手にしたときの印象が「手から滑り落ちそう」でした。理由は、軽くて薄くて幅もそれほどないのですが、エッジが金属で「丸いカーブを描いている」ことでした。
iPhone6はN-04Cのエッジと同じ形状をしていますから、やはり「手から滑り落ちそう」という不安感を感じさせるのです。
同僚氏も、ジョブズ氏の意図の通り「液晶にフィルムは貼らない、カバーやバンパーは付けない」ということを今までやってきたようですが、今回はバンパーを付けると言っていました。
フィルムを貼り付けるのにも閉口をしていました。
iPhone6のエッジは上述の通り、丸みを持っていますが、その丸みが前面のガラスまで続いています。つまりガラスが出っ張っているもののエッジの金属部分から続いているようになっています。

最近のフィルムは厚手ですので、完全な平面にしか貼り付けられません。さらに多少のずれがあってもいいように小さめに作られています。同僚氏が購入してきた液晶保護フィルムもそういうものだったのですが、その「小さめ」のサイズ故に、実際の液晶表示部を完全に覆えないものでした。
実用上では問題ないのですが、こだわる人にはちょっと嫌な点かも知れません。
iPhone6についてユニバーサル・デザインという観点から考えると、ソフトウェアでは従来から色々と工夫されていますが、大きさとエッジの滑りやすさは及第点とは言えないように思います。