「生体認証で「献血」便利に 日赤、安全検査も強化」というのがありました。

詳しくは次のおとりです。
献血をする際の本人確認に指の静脈を使った生体認証が導入され、利用者に好評だ。日赤は利便性向上をアピールし、若年層の献血増加につなげたい考えだ。
平日でも1日約170人が訪れる東京・有楽町の献血ルーム。受付に立つ日赤職員は「同姓同名でも間違うことはない。本人確認がより確実にできます」とうなずいた。初めて献血する際には、身分証明書での本人確認が必要だ。2回目以降は、氏名や献血履歴を記録した「献血カード」と暗証番号で本人確認をしていたが、静脈認証を利用すれば暗証番号を覚える必要がない。全国で順次導入され、多くの人が利用登録を済ませたという。
献血血液の安全検査も強化された。従来は20人分の血液をまとめて検査していたが、1人分ずつ個別に調べる方式を8月に導入。感染初期にウイルスが検出できない空白期間を短くするのが狙いで、エイズウイルス(HIV)の場合、平均40日程度とされる空白期間が数日、短縮できる。
暗証番号だってたった4桁だからそれほど迷わないと思いますが、考えてみたら年に1回の人なんて1年前に設定をした暗証番号なんて覚えていません。
分かりにくいのは指の位置です。結構奥まで入れないといけないのです。認証器の内部の構造をもう一工夫すればいいと思うのですが。
今回これを話題にするのにあたって写真を探していて、「あれっ」と思うことがありました。
冒頭の写真は京都の血液センターのサイトのものです。これを使った理由は、
右手中指
で認証をしている写真だったからです。確かににこの夏に京都で献血をしたときは中指で、それが当たり前だと思いました。
私のF-01Fで指紋認証をするときには、通常左手人差し指で認証をします。左手はスマホを持っている手だから。人差し指を使うのは持ったときに指をセンサーに当てやすいのとスライドさせやすいからです。
献血の静脈認証では、「右手中指」を指定されました。右手は問題ありませんが、私としては「人差し指」が自然だと思うのですが、なぜか中指で登録をするように指示されたのです。ですから、「中指」に関してはっきりとした記憶があります。
ところが、写真を探していてこんな写真を見つけました。

人差し指です。ホームページ用に撮影したもので、間違えたのかなと思ったら、こんな説明(の写真)を見つけました。
右手人差し指です。本厚木駅献血ルーム(神奈川)だそうです。
こちらは立川(東京)。

少なくとも右手人差し指ではありませんね。
この写真の静脈認証の写真は2枚目の「北海道からスタート」というページのものと同じです。道理でおなじはず。どちらも、http://www.jrc.or.jp/ 内ですから。
ということは、全国標準は、右手人差し指ということでしょうか。
大分は人差し指。
広島は中指。よく見ると、左の説明図では人差し指を使っているのに、実物は中指です。
こちらははっきりとは分かりませんが、多分東京です。
大牟田市。
本当に人差し指かどうかは不明。
さて、中指と人差し指。統一されていないのでしょうか。