車のフェンダーにあるウインカーが切れてしまいました。LEDにしてあったので、まだまだ充分に持つはずなのにどうして点灯しないのか調べてみると、接点部の金具(写真の白矢印)が根本(筐体内部で、多分回路と繋がっている部分)で折れていました。抜けてしまう状態なので、接触不良を起こします。
取りあえずカーショップで白熱電球を購入して対処し、その後ヤフオクにてLEDを購入しました。
従来のものは、先端に1つ、周囲に4つのSMDが付いたものでしたが、今回は、先端にいくつもSMDの付いたものです。(写真の中で上の方。下がこれまでのもの)
もちろん、明るくなって視認性は良くなりました。
それにしてもこの手のLEDの接点金具(今回折れた部分)は、どうして露出部分がまっすぐ1本だけになっているのでしょう。従来のバルブ(白熱球)では、露出部分はU字型になってしっかりとし、しかも「く」の形で、ソケットとの金具との接触性を高めています。
せめてまっすぐ1本でも長ければ、自分で「U」で「く」にするのですが…。
ところで今回のLED(SMD)はアンバーなのですが、白色のSMDは赤・緑・青の混色を狭いところでどうやってやっているのだろうと思い調べてみました。
私は白色LEDというのは、赤・緑・青をぴったりと並べているのかと思いましたが、それも含めて3種類の方式があることを知りました。
この図が一番分かりやすいと思います。
左が私が「これだけ」と思っていた方法です。本来は「全ての波長」が含まれるのが本来の白ですので、擬似的な白であり、物を照らすには色再現性が悪いので、その一方で発熱が少なく、表示などに向くようです。
中央と右は、LEDは一色だが蛍光体を通して光を通すことでミックスさせて,結果的に「白」とするものです。
ただ、中央は理想的なものだが、紫色のLEDはややコストがかかるらしいです。
右は明るいのですが、青+黄ですので、赤が加わりませんので、「左」以上に「白もどき」の性格が強いようです。でも、こういう先端が「黄色もっこり」のLEDれはよく目にします。
