まず、シャットダウンをしてから、底部のネジをバッテリーと一緒に送られてきたペンタローブドライバで外します。
これしきのことに、ミスをしてしまいました。
凹みをなめないようにとiPhone4Sをテープルの上に逆立ちするように立てて、ドライバーをネジにぐっと押しつけて回し始めたのですが、そうしたらリンゴのマークが…。そう、上部にあるスリープ/パワーボタンを押してしまったのです。
再度、シャットダウンをして2本のネジを取り外しました。
裏蓋を上方向にスライドさせます。迷ったのはどのくらいの距離をスライドさせるべきなのかでした。他サイトや動画で見ていたのですが、覚えていませんでした。結果的にはこんな程度で良かったのです。5mm程度でしょうか。
ご開帳。
今この写真を見て気づいたのですが、バッテリーを持ち上げるための、(頼りない)半透明のフィルムは左側に折れて収まっているのですね。私は右に折ってバッテリーの上に載せるようにして収納してしまいました。後の祭り。
バッテリーを剥がしやすくするために、ドライヤーで温めました。

バッテリーのおまけはペンタローブドライバと、もう一つはこの緑色の棒です。これからこれをバッテリーの下に差し込んで、テコにして持ち上げます。
左側のフィルムを引き揚げながら、交互にここまで持ち上げても、くっついている感じです。
とここで、気づきました。手順が違っている! 本体とケーブルで繋ぐための金具を外すのが先でした。(>_<)
手持ちのドライバーを用意して、矢印の2つのネジを抜きます。
ネジを抜いたら、矢印の2つの金具を取り外します。
実はこのときもミス。下の金具(金具大)は取ったあと、上の黒くコーティングされている金具(金具小)を取り忘れていました。バッテリーを取り外してからでもいいのですが、なくしてしまうと困るので、この段階で外して保管をしておきます。この金具は先端は銅色がむき出しになっているので、蓋と通電するようになっているのかも知れません。
ところでこの金具は、裏面はコネクターになっていて注意してはずす必要があります。このコネクター自体は壊れてもいい(もちろんショートさせては駄目)のですが、本体の受け側を壊さないようにします。左側から外さずに、下から外すと用意であることが分かりました。
バッテリーを取り出しました。

ロワのバッテリーの出番です。
前のバッテリーと同じように取り付けます。2つの金具を取り付けてから、バッテリー本体をできるだけ右に寄せるようにして貼り付け(残っていた両面テープの粘着力を利用)たはずですが、ちょっと隙間が空いてしまったような不安が…。駄目だったら、再度貼り直しです。
蓋をはめ込んでみると、大丈夫でした。
無事、再起動しました。
危険な場面もありましたが、ほっとしています。これで、バッテリーの寿命が心配なくなりました。
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追記
取り外したバッテリーの裏面に日付がプリントされていました。
このiPhone4Sは香港で販売された物なのですが、香港でのiPhone4Sの発売は2011年11月11日ですので、発売直後の製品ではないか、バッテリーを2012年5月以降に交換したものなのかは私には分かりません。私が中古品として購入したのは、2014年4月でした。取り外したバッテリーの使用期間は最長でも2年9カ月とうことになります。(2012年5月〜2015年1月)
4Sというと随分と古いもののような感じですが、実はまだ3年ほどしか経過していないのですね。
さて、このバッテリーがへたるまで私は4Sを使うことになるのでしょうか。
もう一つ。バッテリー交換作業でのミスを思い出しました。万が一のトラブル(ショート)の際にSIMカードを壊れると困るので、作業前にSIMカードを外すつもりだったのですが、忘れていました。結果的には大丈夫だったのですけどね。