
これと全く同じヘッドライトなのですが、これくらいきれいなら交換の必要はありません。
クリア塗装が駄目になって、かなり曇ってしまったのです。
新品は確か8万と言われたのでとても、新品に交換する気になれません。オークションで入手しました。
かなりきれいな物です。多分あまり使わないうちに、何らかの理由で(事故?)取り外した物と思われます。
バルブの交換はしたことがありますが、ヘッドライトアッシー全体を交換したことはありません。
構造上、バンパーを取り外す必要がありそうです。バンパーの取り外しの経験もありません。古い車なので、取り外しの情報もあまり見つかりませんでした。
まず、フロントグリル上のカバー(黒色)を取り外しました。
上の写真、記録としては適当ではありません。夕方からの作業開始なので焦っていて、落ち着いて撮影をすることが出来なかったのです。
このカバーは4つのプラスチックのピンで固定されています。マイナスドライバーを頭に横から突っ込んでこじって取り外しました。

抜けたピンを見ると先が、みな割れていました。取り外したときに割れたのですが、乱暴に抜いたためではなく、もろくなっていたためと思われます。
カバー取り外し完了。
ヘッドライトの汚さが分かります。埃で汚れているのではないので、洗ってもこんな感じです。
グリルを取り外しました。
次にバンパー上部のビス2本と、バンパー下部のビスを大分取りましたが、最終的には左右の固定を取り外す必要がありました。
具体的にはタイヤハウス内のプラスチックのピンの他に、もう1箇所固定部分があることは分かっていないたのですが、それが見つかりません…というか見えません。
プラスチックのカバーを力尽くで引っ張りました。
下向きのビスが見えます。(赤丸)
狭くてこれを回せるかと不安になりましたが、ちゃんと回せるように設計されていました。スパナでは狭くて回せないと思います。
ビスを取った後、バンパーをぐいっと引っ張ります。

実はこの程度開けば、ヘッドライトの交換が出来ます。

バンパーを取り外す必要はありません。(作業はちょっとやりにくいですが、バンパーの復旧が楽です。)
出来た隙間から2本のビスが見えますが、ヘッドライトを固定している方の1本だけを取り外します。ヘッドライトアッシーを下から固定しているビスはここだけです。ですから、バンパーを完全に取り外さなくても良いのです。
バルブへのコネクターを片っ端から外します。ロー・ハイ・スモール・フォグ・ウインカー、の5本だと思います。
このあと新しい(と言っても中古ですが)ヘッドライトを取り付け、コネクターを繋ぎます。コネクターの端子の形状は全部異なりますので、間違えることはありません。一部、LEDを使っていますので、+−を入れ替える必要がある場合に備え、3本のビスをしっかりと締め付ける前に、点灯チェックをしました。
すでに暗くなってしまい、取り付け後の撮影は出来ませんでした。
点灯状況です。左のみ(向かって右)が交換済みです。
この写真では右(向かって左)の方が明るく見えますが、レンズ面の乱反射で「ぼんやり」しているわけです。バンパーの上も明るく見えます。右(向かって左)のライトは反射鏡が見えます。
フォグを点灯してみました。

不思議なことに、黄色い色が強調されて見えました。純正は寝ぼけたような色と明るさなので、買い換えたバルブを使ったのですが、以前は黄色が目立ちませんでした。不思議ですが、意図した通りになるのはありがたいものです。
さすがにこれで作業は終わり。明日、残った右の交換をします。
西の空に三日月と、金星が見えました。少し雲がかかっていたので火星は肉眼では見えませんでした。
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追記
翌日も作業しました。
5月になって、フォグランプの光軸を調整してもらいました。