
大分前の製品だが、KX-HCM1というPanasonic(九州松下)のネットワークカメラを、職場の一角に取り付けてみた。静止画は問題ないが、動画像は安定して見ることができない。
実は職場では、プロキシーサーバを使っているので、インターネットの接続でも
基本はプロキシー対応、
イントラネットはプロキシー不対応
という設定をしていた。ネットワークカメラというのは、それ自身がwebサーバとしてプライベートipアドレスを持っており、イントラネットと同じ扱いになっているので、改めて設定はしなくても良い(つまり「プロキシー不対応」の扱いになっている)ものと思いこんでいたのが、トラブルの原因だった。
IEの設定で、
ツール→インターネットオプション→接続→LANの設定と進み、
さらに「プロキシーサーバーの設定」の中に、「詳細設定」というのがあり各種サーバの設定を出来るのだが(まあ、ここまでは何度も見たことがあったのだが)、「例外」として、好きなだけIPアドレスを設定出来るのであった。
で、ここに今回設置したネットワークカメラのプライベートIPアドレス10.144.61.5を設定してやると見事に動画が表示されたのだった。
一昨日までこのネットワークカメラは自宅に置いて、職場からも見ていたがなぜか自宅では見られた動画像が職場からは見られなかった原因がこれだったのだ。
職場からまた自宅に移したら、例外設定をやってみたいと思う。
よく分からないのは、イントラネットサーバと、ネットワークカメラはどのように区別されているのか、ということ。ま、結果オーライということにしようか。
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パナソニックのサイトを見ていたら、どうやってこの製品のデザインが決められたか、書かれていました。ちょっと興味深く読みました。
パン・チルトのセンターの位置を認識するのが結構難しいようで、結局、目一杯、上下・左右にレンズを振ることによって、センターを認識させるという方法をとったようですが、その完成度が今一歩で、この機種は故障が多いようだということが、いくつかのサイトから読みとれます。