2015年05月19日

電子辞書XD-U9800を使ってみる

 先日購入をした電子辞書XD-U9800の使い方を調べてみると、テキストファイルや画像ファイル、音声ファイルを読み込んで再生出来ることが分かりました。
 一番利用価値のあるのはテキストファイルでしょう。辞書を引くときに、綴りを打ち込まなくてもテキストファイルから読み込めばいいのですから。
 ファイルは本体またはMicroSDに読み込んでおけます。

dic01.jpg


 ディスクの中から、さらに読み込むファイルを選びます。



 
dic02.jpg


 「ジャンプ」(キーまたは画面右端のハードアイコン)を押して、方向キーかタッチパネルで、意味を調べたい単語を選びます。

dic03.jpg


 引く辞書は「ミニ辞書」か「(辞書)選択」で選びます。「ミニ辞書」というのは、下のサブパネルに表示するので「ミニ辞書」です。(表示された状況の撮影を忘れてしまいました。)
 この辞書は「ジーニアス英和辞典」の抜粋(主要な意味のみ)で、固定です。単語を選ぶと即座に表示されるので便利です。本当はここに表示される辞書が選べるといいのですが、何しろサブパネルは小さいので、簡易的な意味表示に特化したものでないと返って使いにくいのでしょう。
 本気で意味を調べたいときには、「選択」で辞書を決めます。

dic04.jpg


 こちらは上の大きなメインパネルを使いますので、表示される情報量も多いのですが、本来のテキストは隠れてしまいます。まあ、仕方ないでしょう。

 実はこのテキストで使えるのは、Shift-JISということになっています。実は昨日、OCRでデータ作成をした際にShift-JISにこだわった理由はこのためです。
 わざとUnicodeのテキストファイルを読み込んでみました。実際のところ、あまり問題はないのですが、例のspecificallyの"fi"はUnicode独自ですので、表示ができていません。

dic06.jpg


 1ページが30秒程度の作業でテキストファイルになるといいのですが、正確さも求めると、残念ながらもうちょっと時間がかかるというのが現状です。

それにしても、これだけのことができるのですから、電子辞書も進歩したものです。
 将来は、データベースROMをタブレットに入れて専用アプリと組み合わせて使う、なんていうことになるのでしょうか。

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追記
 カシオのサイトを見たところ、今年のモデルにはサブパネルはありません。たしかにボタン代わりに使うのならば、物理的なボタンの方がいいかも。節電のためにも。手書きの際の感度があまりに悪いので、価値が半減…いや、それ以下と評価されたのかも知れません。
 でも、利用の仕方によっては、あっても悪くないと思います。いいアイディアが開発担当内で思い浮かばなかったのでしょうか。



posted by kewpie at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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