ケースを開いてみると、Olympusのデジカメでした。「C-900 ZOOM」という機種名です。
これ、かなり活用しました。確かデジカメ黎明期の、カシオのデジカメは2台くらい使いましたが、実用には程遠い物でした。でも「デジタル」の価値はありましたが。
それに対して、このOlympusは充分実用になる物でした。(私のOlympusとして2台目だったかも知れません。) プリントアウトするには不十分だったかも知れません(いや、プリンターの解像度も低くて、不足はなかったかも)が、ホームページの掲載用に使っていたので、不足はなかったと思います。
通常のレンズキャップではなく、このようにスライド式の蓋で、開くと電源が入ったように思います。
ちょっとその「蓋」に無駄に厚みがあります。ですから、筐体全体としてかなり厚みがあります。当時はあまり気になりませんでした。
今使っているコンデジと比べてみると…。
意外と差が感じられないのは、SONYがちょっと厚みのある機種だからです。サイズよりも機能・性能…それに実売価格を優先して購入した物です。
それでも体積比では2倍くらいになると思います。一眼ならばともかく、今ではこんな「コンパクト」デジカメは持ち歩きたくありません。
この機種を選んだ理由は、通常の乾電池が使えることでした。
デジカメはかなりの電池食いでしたので、旅行先でも困らないようにと通常の電池を使える機種にしたのです。この部分をカットすれば体積が半分になりそうです。(笑)
厚みみに関しては「光学3倍ズーム」なので仕方なかったのかも知れません。もちろん、すでにこの機種でもレンズが前にせり出すものでしたが、撮像部のサイズもありますし…。
メディアは当時、メーカー間でいろいろなものが採用されていましたが、Olympusではスマートメディア(「スマメ」などと呼ばれていた)でした。その薄さが特長で携帯には便利ですが、薄すぎて割れないかと心配でした。
「32」という数字が見えますが、32Gではなく、32Mです。今どきの1/1000ほどしかありません。
筐体は大きくても液晶はこんなものです。
これではマニュアルでピントなんて合わせられませんが、このカメラには光学ファイダーが付いています。
3倍ズームは一時は1つの基準だったように思いますが、実際に撮影される画像とのずれを考えると、光学ファインダーの限界かも知れません。
1300万画素だったようです。
今では使いようがないので、「燃えないゴミ」にするしかなさそうです。
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