電子辞書を購入してから、単語を調べることが多くなりました。
錦織の試合の報道を見ながら、「ジュース」という言葉に興味を持って、そもそも「ジュース」ってどこから北言葉なのかと調べてみました。
「duce」を引くと…
綴りが違いました。別の単語(しかもイタリア語)で発音も違いました。
実は、produceなどの-duceと同じだと思っていたのですが、違いました。
きちんと調べてみると、deuceでした。
英語としては「デュース」だと思っていましたが、(一部では認められていないものの)「ジュース」と発音されることもあるようです。
興味深いのは定義です。「マッチポイントで同点になった状態」というような記述ではなく、「一方が2点連取すれば勝ちとなる状態」というものです。
なかなか面白い定義です。「○○になったら、それをジュースと呼び、その後2点連取した方が勝ち」ではないのです。
ともかく「2点」がキーワードのようです。
そこで、せっかくの複合辞書検索ができる(電子辞書のいいことろ!)ですので、OEDで調べてみました。
第1の定義が、トランプやサイコロのことが出てくるのも日本人に馴染みのないことですが、とにかくここでも「2」です。
第2の定義にテニスが登場します。「40オールの状態。どちらの選手も2連取することで勝つことができる」。
OEDが面白いのは、語源がわかることです。
語源の中のラテン語duosをジャンプ機能で選択し、調べてみます。
duoが出てきましたし、duetの語も見えます。
要するにdeuceは「2」なんですね。考えてみると高校時代の化学の授業で習った、「mono, di, tri, tetra, penta ...」のdiであり、キャンディーズの「アン・ドゥ・トロワ (Un, Deux, Trois)」も思い出します。「ジュース」は、つまり"two"と審判が言っていることになります。
では、久しぶりにYouTubeの動画をリンクすることにします。
2015年05月21日
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