
遠方での献血をする場合は大抵、車ではなく公共交通機関を利用して行くので駐車場の心配はないのですが、今回は車での訪問ですので、駐車場の確認をホームページでしておきました。
「TOiGO」という名前の「メディア・公共施設・商業・立体駐車場が一体となった再開発複合施設」に入っている献血ルームでした。立体駐車場が道路を挟んで向かい側にあります。(事前に問合せをしたかったのですが、ホームページにはルームの電話番号が記載されておらず、ちょっと不安でした。今調べてみると、TOiGOのページには載っていました。026-219-2480)
複合施設ですので、一つだけ看板を大きくするわけにはいきませんし、分かりにくいのですが、とにかく見つかりました。(名称は地味な「長野献血ルーム」。それでもいいかも。)
エスカレーターを利用して2階に上がると目の前にルームの入口があります。
事前にホーム-ページで見ていましたが、細長いルームです。
あとで分かったことですが、手前のテーブル2脚と椅子8脚のある場所が、これから献血をする人のためのスペースです。カウンターをはさんで奥に採血の終了した人のためのロビーがあります。
細長い空間が単調にならないようにきれいな置物が並んでしました。写真には写っていませんが、しゃれた絵なども所々に飾ってありました。壁面も一部を木材にするなど、全般的にデザインにはかなり力を(お金も)注いでいるのが分かります。
問診室の入口もすっきりしています。扉も全面曇りガラスですっきりです。
2枚の看板の内、一方には見覚えのある、画風のイラストが使われていました。
調べてみると、やはりいらすとやの画像です。
長野献血ルームでは、ドナーの呼び出しは「○○番の方〜」ではなく、スマホサイズの機器を渡されます。
血圧測定はセルフサービスではなく、問診室で医師が行います。問診のあとは、ロビーに戻らず問診室の別の出口から採血しに入っていき、一角で検査用の採血をします。検査が終わるとロビーに戻ります。
本採血の準備ができると、呼び出し機器で再度の呼び出し。このときに機器は返却します。
採血室は細長くて、ベッドは1列に並んでいます。完全1列は珍しいかも。
採血のやり方は特に他のルームと違いはありません。ただ、採血終了後に針を刺したところの血(穴?)が固まったことを固定してから、再度、丸形絆創膏(?)と自己融着(?)性のある包帯で固定してくれました。(これは男性の看護師さんがやってくれました。男性は初めて。)
「この包帯は15分後にとってください」と言われました。ということで、ロビーでの休憩後に取り外しました。丸絆創膏があるので、取っても問題ありませんし、煩わしさがないので、良いシステムです。
採血が終わると、入ってきたのとは別の口から出ます。奥のロビーになります。こちらのテーブルは6脚くらだったと記憶しています。未採決者と既採血者を自然に分けるというのは、なかなかうまいやり方だと思います。細長いスペースを上手に、使っていると思いました。
飲み物販売(?)機のメニューは他のルームと大差はありませんが、ちょっと珍しいことに「青汁」が含まれていました。
記念品は5種類の中から選ぶようになっていて、私はレトルトカレーをもらいました。
駐車券をよく見ると、私の車のナンバーが正確に記載されていました。文字も限られた種類の文字しかないので、技術的には比較的容易でしょうが、悪用されないことを願います。

何と、YouTubeに長野献血ルームの紹介がありました。