
(クリックして開く写真は、オリジナルの4928x3264を、2056x1620にトリミング。色調等の加工はしていない。jpegで再圧縮して保存。ストロボを使って近くの柿の木に光を当てたが、内蔵ストロボでは光が弱すぎた。)
でも、ズームを目一杯効かせて写った写真を見てもおもしろくありません。
考えてみたら、日本中の(そして時間はずれますが)どこから見た月も基本的に同じですから、私にしか撮れない月というものではないわけです。
だから、面白い写真にするには、周囲が大切なのだと改めて思い知りました。
このページは、スーパームーンのことを扱っていますが、スーパームーンだろうが、普通の月だろうが、背景と月の組み合わせの考え方は同じだと思います。
こういう写真を撮るには、「月が見える!」と思ってカメラを月に向けるのではできないことです。昼間から月の昇ってくる方向を考えながら、立ち位置を決めておかなければとてもこういう写真は撮れません。
ところで、自分が撮影した写真のデータ(Exif?)を見ることはないのですが、今回見てみました。
望遠を強くすればするほど、月と地上の背景(前景?)の先に来る自分の立ち位置は狭くなりますから、かなり難しいことがわかります。高度も低いときに限られますから、時間的にも制約があります。