品名欄には、もちろん「iPod nano」と記載されています。
が…それだけではありません。
「航空輸送禁止」という記憶のある文言が大きく書かれた紙が添えられていました。
以前見たのは、これです。
このときは、携帯電話(ガラケー)でした。
共通点は、中にリチウムイオン電池が入っていることです。品名には「リチウムイオン電池」という言葉はありませんが、郵便局員が判断するのでしょう。
ちなみに「疑いのあるもの」も対象となるので、食品を送るような場合でも、「チョコレート等」と「等」を付けると、「何が入っているか明記されていない」ということで、航空輸送ができないようです。でも、ごもっともな対応だと思います。
この荷物は、内容品等から航空輪送できない危険物又はその疑いがありますので、陸上輸送
(又は船舶輸送)により振替運送をしております。
とにかくその結果、航空便は使われませんが、大阪から関東までの配送が1日で済んでいるのですから、航空便が使われないことは、私にとっては何の支障もありません。
なお、この用紙は配達先においてはがした上で、受取人様に荷物をお渡しします。
はい、実際には用紙は剥がされていました。貼り付けたままでもいいのですが、きっと送り主が送った状況のままにするというのが原則なのでしょうね。
実は今回気になったのは次の文言です。
[当該帳票をはり付けた荷物はロールパレットの下段の上部に納入してください]
これは、受取人には全く関係のないことなのですが、知りたいところです。
ロールパレットとは何なのでしょう。
こういうものでした。

物流関係でよく見ますね。比較的小さな物も効率よく積み込めるように上下2段になっているのでしょう。
高さのある大きな品物を載せる場合には、中の棚を除けるようになっているようです。
もっともその仕組みのために、事故もあるようです。「危険な赤鉄パレット」と述べられています。
その危険な赤鉄パレットが、おもちゃもどきの道具になっています。(非売品だそうですが、オークションに出品されていました。)

棚板を下ろすようにして水平にするのではなくて、重いけれども、上げるようにして水平にする構造にすれば、多少なりとも危険性が減るのではないでしょうか。
話を戻しますが、このロールパレットの下段の上部に、今回のような「航空輸送禁止」のレターパックの荷物は置きなさい…というその理由は、結局よく分かりません。
だれか、教えてもらえませんか。