「主要国で導入していないのは日本くらい」と、確かそんな宣伝文句を使って強引に導入されたマイナンバー制度ですが、たまたま見た10/29の「そもそも総研」で、「G7の国で、番号制度を強制している国は(日本以外)ない」という趣旨のことを報道していました。
各国それぞれの事情・理由があって、導入をしていなかったり、強制はしていないとのこと。
イギリスは一度は導入したものの、廃止をしているそうです。
それなのに、どうして現日本政府は導入に拘っているのか。
全国民の資産の状況を把握し、税収を上げること。これはまあいいとして、それ以外の医療費などの状況も把握して効率を良くすることを口実に、国民のさあざまな個人情報を把握すること。
いわゆるハコ物の公共事業がやりにくい経済状況の中で、マイナンバーという巨大なハコ物を作り、さらにその維持費という出費項目を作る。トラブルがあればさらに支出が増える。言わば支出のドル箱というわけだと言います。
完全なセキュリティなんて不可能ですから、トラブルを引き起こすマイナンバー自体に私はそもそも反対なのですが、「主要な国々が実施している」という嘘宣伝を確かめもしなかったことを、自分の甘さと認識した次第です。
先日の報道では、国家公務員に身分証明書代わりにマイナンバー・カードを強制的に持たせるなんていう記事も新聞にありましたが、軽減税率にも利用としていた財務省の提案と同じく、マイナンバー先にありきのやりかたに、怒り、また呆れています。
2015年10月30日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/166828295
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/166828295
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
コメントの投稿について
○お名前とコメント欄の記入は必須です。
○メールアドレスは任意です。記入されても公開はされません。管理人のみに知らされます。
○スパム防止のため、
・ホームページアドレス欄への記入はできません。
・コメント欄にURLは記入できません。
・スパムと思われる語を記入できません。
これらをしようとすると、最終的に投稿完了できません。
○投稿完了後に、管理人の判断でスパムと判断した投稿は削除させていただきます。
○お名前とコメント欄の記入は必須です。
○メールアドレスは任意です。記入されても公開はされません。管理人のみに知らされます。
○スパム防止のため、
・ホームページアドレス欄への記入はできません。
・コメント欄にURLは記入できません。
・スパムと思われる語を記入できません。
これらをしようとすると、最終的に投稿完了できません。
○投稿完了後に、管理人の判断でスパムと判断した投稿は削除させていただきます。