Windows10に限らないのですが、ノートパソコンでスクロールするときには、左ボタンを押しながらマウスを上下または左右にスライドさせなくてはいけないので、基本的に両方の手の指を使う必要ががあります。
これがWindws7以前ならば諦めるところなのですが、win8以来タッチスクリーンが普及してきて指一本でスクロールができるようになると、不便を感じてしまいます。マウスならば左ボタンを押しながらマウス全体を移動することは、片手で問題なくできたわけです。
Let's noteではこれに対して、「ホイールバッド」というユーティリティが用意されています。他のノートパソコンでも「マウス・ジェスチャー」などの名称でマウスの移動だけでなく、スクロールなどができますから、同じようなものです。
私が中古で購入したCF-N9はLet's noteのユーティリティがないので、自分でインストールしなければならないのですが、Panasonicのサイトでプログラムをダウンロード、インストールできました。実は購入直後にインストールをしたときには、フラットパッドのプログラムと衝突してアンインストールをしたのですが、今回はうまくいきました。
ホイールパッドの良い点は、他社パソコンにはない円形のタッチパッドを活かしている点です。スクロール機能は、円形のタッチパッドの縁の部分を指でなぞるのですが、円形なのでぐるぐると、指を回し続ける事ができる点です。

スタート位置さえ守れば、どんな距離でも、また何度でも回すことができます。

なかなか便利になりました。ただし、起動はちょっと遅くなりました。(^_^;)
それに、スクロールが間違いなく使えるのは、ブラウザの場合で、アプリによっては使えません。(>_<)
ま、ないよりは良しとしましょう。