Outlook2007までで、winmail.datの添付ファイルは送られないようになっているものと思っていたのですが、新しいOutlookでも相変わらずwinmail.datを送信することがあるようです。
そもそもOutlookはメーラーではなく、メーラーの機能も持った情報交換ソフトなので、メール送受信のためだけにOutlookを使うユーザーが悪いとも言えますが、Windows Live Mailのような中途半端でない、しっかりとしたメーラーを提供しないMS社の姿勢も疑問に思います。
とにかく、私自身にはどうしようもないことですし、送信者に「メーラーを変えてくれ」と頼むのも面倒です。
Outlookがwinmail.datを添付してしまうケースについては、
http://pc.nf4hou.com/net/winmail_dat.html
が簡潔にまとめてくれています。(ただし、winmail.datの元となる、TNEFという仕組みには触れていません。)
そして、受信者側がOutlookを使わずに、winmail.datに化けてしまった添付ファイルを開くためのソフトウェアWinmail.Openerも紹介してくれています。
Winmail.Openerについては
http://homepage3.nifty.com/gakuyu/pasonote/winmailopener/index.html
が丁寧に使い方を紹介してくれています。
フリーソフトですが、フリーソフトは逆に怪しい改造版を掴まされる可能性も高いので注意が必要です。
私は、上記ページで紹介されていた
http://www.eolsoft.com/download/
からダウンロードしました。ウイルスチェックもして、一応大丈夫らしいと判断しました。
インストールし、起動をすると、日本語化パッチを当てるまでもなく日本語表記になっていました。

(随分と文字が小さいです。)
添付されたwinmail.datをデスクトップあたりに保存し、D&Dするだけです。

添付ファイルだけ見えてくるのかと思ったら、メール本文も見えます。
添付ファイルは、ご丁寧にもエクセルとワードです。最もwinmail.datを作りやすいファイルでした。
これで、winmail.datが送られて来ても、大丈夫です。