私が毎年いただく年賀状は180枚くらいです。年賀ハガキを郵便局で買うと、ケースをくれるのですが、ちょうどぴったり収まるくらいで、毎年そのケースに入れては本棚に立てておきましたが、何年分も溜まって場所をとるので、昨年の年賀状を残してまとめて処分することにしました。
まとめてポイとゴミ箱に入れてしまう気になれず、再度読み直してみました。その中の、3年前の年賀状に「谷山浩子の「同じ月を見ている」という歌詞がいい」と書かれていました。

これを受け取ったときには「ふーん」で終わってしまったのですが、改めてYouTubeで探すとアップロードされていました。
(「同じ月をみてる」は正しくは「同じ月を見ている」です。)
確かに、なかなか良い歌です。夜に月を見上げて、遠くにいる人のことを考えて「同じ月を見ているのかなぁ」と不思議に…理屈では不思議ではないが、でも不思議に思い、そして繋がりを感じることがあるものです。
もちろん、それ以外のことも歌詞に述べられています。
同じ月を見ている
歌:谷山浩子 作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子
どこか 知らない町
知らないアパートの部屋
眠れずに月を見ている
誰か 名前も知らない人
ひとり 髪を洗う
ひとり 机に向かう
別に 淋しくはない
ただ 胸さわぐ 今夜はなぜか
今夜 同じ月を
違う場所で見てる
たぶん一度も 会うことのない
あなたとわたし
伝えたい 元気でいると
伝えたい 元気でいてと
心が 静かに溶けて
今 流れ出す あなたへの歌
世界に 数えきれない
ひとりが 今日も生きてる
泣きながら 笑いながら
迷い うつむき とまどいながら
今夜 同じ月を
違う場所で見てる
ひとりひとりの ひとりの思い
夜は抱きしめる
伝えたい 元気でいると
伝えたい 元気でいてと
心が 静かに溶けて
今 流れ出す あなたへの歌
生きている それだけでいい
生きている それが奇跡と
思える時がくるまで
今 この歌は あなたへの歌
この歌は あなたへの歌
ところで、谷山浩子があいかわらず、かつての声が出ているのに驚かされました。
久しぶりに聞いてみることにしました。