検索をして、対応が分かりました。
Panasonicのサイトでは、この80%で長持ちの説明と設定の仕方を示してくれています。
根拠をグラフで示して、理解をしやすくしています。

(サイトのグラフを拡大)
100%チャージを繰り返した場合と、80%チャージを繰り返した場合とのそれぞれの最大充電能力が50%まで低下に到る充電回数を比べると、後者が前者の1.5倍くらいになるということが読み取れます。
興味深いのは、それぞれの線が作る50%よりも上の三角形の面積です。

100%の三角形の面積と80%の三角形の面積とは、ほぼ同じではないか…いや、重複した箇所(緑色)を除いた黄色の面積と水色の面積とを比べると黄色の方が大きいようです。
つまり、(能力50%までで考えるとき)充電により出力できる総電力(累積電力と言っていいかも知れません)で比較すると実は、100%充電の繰り返しの方が効率が良いように思えます。
Panasonicのサイトには
デスクユースではエコノミーモード(ECO)を有効にしてバッテリーの長寿命を優先し、モバイルユースでは無効にして長時間使用を優先するなど、用途に合わせて充電モードを使い分けできます。と書かれていますが、どちらが本当に自分にとって良いのか迷います。
エコノミーモード(ECO)を利用することで、バッテリー買い替えコストや廃棄物の削減に貢献します。
私の場合は、(屋外などでACに接続できず)バッテリーのみで何度も(あるいは長時間)繰り返して使用するようなことはないので、バッテリーの累積出力電力が少なくなっても、バッテリーの買い換えなしで長く同じバッテリーを使い続けられる方が経済的(かつ環境や天然資源の保護に良い)と思います。
なお、Panasonicのノートパソコン以外でも使える汎用の80%で充電を止めるSmart Battery Driverというソフトがあるのですが、一つをNECのノートにインストールし始めて、どうも怪しい(Baiduなどをインストールさせようとする上、最後には何も入らない)ので使わないことにしました。