線量計(?)を渡されました。
常磐自動車道を走行中はこんな値でした。ただし、値は線量計ごとに結構ばらつきがありました。
Jビレッジという、原発事故で知った名前が目に飛び込みました。

あちこちにに警官が立っていたり、走行するパトカーを見かけました。
立入制限のためだけでなく、犯罪防止のためのようです。
国道6号線を北上。写真で見た物(土の入った袋)の実物を目にしました。向こうに見えるのは常磐自動車道。考えてみると「除染」と呼ばれても土の「移動」ですから、別のところが汚染されることになります。

異様にきれいな田畑は、除染のために表土をはぎ取ったため。
春になれば、雑草(セイタカアワダチソウ)が生い茂る。その後は柳が生えるらしい。
放射性物質を含んだゴミの焼却を行っているらしい。焼却によって体積を減らすのが目的。もちろん煙はフィルターを通しているとのこと。
言われなければ駅だったとは分かりません。富岡駅。少し前まで壊れた駅舎が残されていたようですが、今では完全に取り壊され痕跡は全くありません。震災前にはここから海が見えなかったそうですが、駅と海の間の物がなくなってこのような景色になったそうです。
不気味な黒い袋(名前は忘れました)が無数に並ぶ。この袋、当初は1つ10,000円近くしたのが今では5,000円程度になっているようです。でも、まだまだ需要はあります。
線量が上がっています。

「除染」のため汚染濃度の高い表土をはぎ取ったため、あちこちがこのような「きれい」な状態になっている。冬ということもあるかも知れませんが、草一本生えていなくて、普通に整備された土地とは違うことが分かります。
除染は、宅地や道路から20mの範囲で行われるので、それを越えた場所の除染は行われない。行う予定もない。
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