MicroSIMをnanoSIMにカットしなければなりません。AmazonでSIMカッターを購入。1回限りのことなので高価な物は選びませんでした。
形は「それなり」ですが、造りはかなり酷い「安物」です。しっかりとnanoSIMを切り出してくれるのか心配になりました。実は私のミスで、標準SIMをnanoSIMにするカッターを注文してしまいました。買うべきはmicroSIM→nanoSIMです。
以前、標準をMicroSIMにカットした物が手元に残っていたので、それでテストをしてみることにしました。
カッターにはめ込んでみました。こんな感じでカットされます。
接点は3列に並ぶので写真の右端の狭い部分は意味のない部分だと分かりました。
ただし、スマホ本体の接点がsimの金属間の溝にはまってしまうと正常に使えません。iPhone5用のnanoSIMを作る & microSIMからのカット方法 (16)でそのことが述べられています。
初心者でも簡単格安SIM! MVNOのブログには、
このような写真が掲載されていますが、右端のnanoSIMは接点が4列になっています。本当にこの位置でいいのか…。
カットしてみました。
背景にカッターが写っていますが、これで「新品」です。(笑)
SIMの表面の様子が変ですが、セロファンテープが貼ってあるためです。形がちょっと変です。
http://www.technobuffalo.com/wp-content/uploads/2012/09/microSIM_to_nano_SIM_iPhone_5_guide.png
は、手作業でカットするための画像です。
これプリントアウトして、サイズを比較してみました。
形が少し変です。右側の奥が少し出っ張っているようです。これはやすりで削って対処できます。
手前の辺の金属部分が細く取れています。実用上問題ありません。
一番心配なのは、その金属部分の下に黒い内部回路の一部が出ていることです。
本番では、この部分をできるだけカットしないようにする必要があります。
さあ、本番です。カット!
完了。右側のピンクのプラスチック部分が取れました。これは想定していたことです。
断面をやすりで仕上げます。
こちらは、これから使用するSIM、練習でカットしたSIM、iPhone5sに残っていたVerizonのSIMです。
さて結果は…。「DOCOMO」の文字が現れました。
「安物SIMカッターでnanoSIMは作れるのか…」の結論は、(メーカー差、個体差はあるでしょうが)一応できる、です。切断面はきれいではありませんが、やすりで仕上げれば大丈夫です。製品の造りの精度が低いと変なところでカットされる危惧はあります。
私はOCNモバイルONEユーザーなので http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/datacard/update/ios.html に従い、http://s.ocn.jp/ltecfg の設定ファイルをダウンロード(この時点ではWi-Fi接続)して、インストールしました。
最初は3Gでした接続せず焦ったのですが、あたふたとしている内に「LTE」の表示が出ました。
Appleは好きではありませんが、これからしばらくは(ずっとではないでしょう)iPhoneユーザーになります。