ただ、しばらく使っている内に不便に感じるのは、当初登録した左右の親指2本だと使いにくいことがある、ということです。手に持って「押す」「認証する」には親指が便利ですが、机の上に置いてあるiPhone5sを認証するだけの場合は、親指は不便です。
調べてみると5本まで登録できることが分かりました。
確かに、「Touch IDとパスコード」を改めて開いてみると、「指紋を追加」の項目があります。

右人差し指を問題なく登録。
ここで気づいたのが、登録済みの指紋の編集画面です。今回登録した人差し指を早速「Index finger R」としました。
指紋1、指紋2、指紋3…でも構いませんが、認識率が低くて登録し直そうという場合に、どれを削除して良いのか分からなくなります。指の名称を登録しておけば迷ったり間違えることがありません。
すでに登録してある右親指も名称変更。
とりあえず3本登録すれば私の場合は充分です。かつて指に傷を作って、当然認証が出来なかったことがあったので、複数の登録の必要性は感じています。
1つの登録の際に実際には2本の指を登録するという裏技もあるようです。例えば、左親指を登録する振りをして、左右の指の指紋を一気に登録するということで5本×2=10本を登録するわけです。
当然1本当たりのデータは少なくなるので認識率は下がることになります。9本の指に傷を作る事はなさそうなので、最高5本で十分だと思っています。