でも、これはエレベーターのボタンではありません。
こちらのエレベーターのボタンの図柄に似ています。
実は電車の扉脇のボタンです。
地方のローカル線(多分、寒冷地に限る)に付いています。寒いときに乗降客がいなくても扉が開き続けると寒気が車内に入ってきて一気に冷えてしまうので、乗り降りする人がいる時に、必要な扉だけ乗降客場自ら開閉するための手動のボタンです。
もちろん、走行中にはこのボタンは無効です。停車時に使えるようになると赤・緑の色で美しくボタンの周囲が輝きます。
エレベーターでは図形や色がしばしば問題になりますが、電車のこの手動開閉ボタンでは図形も気にならないだけでなく、色も適切だという印象です。
なぜでしょう。
エレベーターでは閉まりかけた扉を見て、とっさに開く必要がある一方、こちらは2つのボタンを使い分ける時間と気持ちの余裕があるからでしょうか。
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エレベーターの開閉ボタン(1)
エレベーターの開閉ボタン(2)
エレベーターの開閉ボタン(3)
エレベーターではありませんが…(今回の記事)
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