自分の子どもが車を持って運転するようになるときには、新たに自動車保険に加入することになりますが、そのタイミングで知らないと損をする…いや、知っていると得をすることが2つあることが分かりました。
私の場合、一人目の子どもが保険に入るときには、何の考慮もしなかったので「フツー」の高い保険料を支払うことになりました。残念。
二人目のときに知ったのが、「等級の引き継ぎ」です。
「新規に自動車保険に加入しようとする同居の家族(子ども)に親の等級を譲れる」
ということでした。
私が契約をしている保険会社A社との契約の被保険者の名義を、私自身から子ども(22歳)に変更をしました。そこで等級を引き継いだのです。私自身(親)が何等級だったか覚えていないのですが、とにかく子どもの等級は6等級からではないので、22歳という年齢の割には安い保険料となりました。(名義変更の時点での差額を日割りで支払う必要はある。)
一方、私の方は新規に保険(A社とは別の保険会社)に加入することになるので(多分)6等級からのスタートとなりました。ただし、35歳以上なので、22歳の6等級よりも安い保険料となりました。
つまり、私自身は以前よりは保険料が高くなるのですが、私と子どもの保険料負担の合計は、等級の引き継ぎをしない場合よりも安くなるということです。それが、翌年も翌々年もずっと(20等級になるまで)続くわけです。
そして今回、さらにまた、次の子どもの自動車保険加入をすることになりました。
私自身の等級はまだ10等級ですが、妻が20等級ですので、この等級を譲ることにしました。
実は今回、等級の引き継ぎが「別の保険会社間でも出来る」ということを知ったのですが、保険会社は変えずに引き継ぎをし、満期になるときに同じ被保険者・同じ等級のまま、別の保険会社に乗り換えるという予定です。
そして妻も新規に自動車保険に加入をしなければなりませんが、これに関して新たに1つのことを知りました。
それは、「同居の家族内に11等級以上の人がいれば、新規の保険加入に際して1等級上(つまり7等級)からのスタートとなる」ということです。これは「セカンドカー割引」と呼ばれます。
1等級差ですから僅かな「お得」ではありますが、これから先数年間の累積で考えると「お得」になります。
こういった「お得」を周知すると保険会社にとっては「損」になるからか、積極的に知らせる様子は見られません。
そのため、こういったことを「不正」「ごまかし」と思っている人がいるようです。
しかし、WEBサイトでこれらについて、はっきりと記載している保険会社もあります。
「ソニー損害保険株式会社」の名前がちらっと見えますが、All About「マネー」でもこれらのことが述べられています。
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