2016年05月23日

学生に教えてはいけない(?)〜MS Translator

Microsoft TranslatorというアプリをiPhone5sに入れてみました。

mstranslate01.png



 holaという部分には、その時々でいろいろな言語が表示されます。あまり意味はありません。iPhoneの起動時にお馴染みのholaになったのは偶然です。

 設定をします。最低限、言語の設定です。

mstranslate02.png


 インストール前には、いろいろなアプリに対して翻訳を使えるのかと思ったら、上の画面にあるように、Safariのみです。考えてみれば当たり前かも知れません。

 英語のサイトを開いてみました。

mstranslate03.png


 さて、翻訳です。なんて言う名称なのでしょうか、上向き矢印の含まれるアイコンをクリックして、その後開く次のようなウインドウから「Micrsoft Translate」を選択します。

mstranslate04.png


 %表示が出て、翻訳が進行中なのが分かります。

mstranslate05.png


 翻訳完了。

mstranslate06.png


 上のキャプチャ画面ではスクロールをしてしまったので写真がありませんが、写真は残ります。
 それよりも問題は…よく読むと変な日本語です。単語や句単位、あるいはもう少し長い部分でも「それなり」なのですが、全体としてはちょっと変です。
 冒頭の「粘土」は clayの翻訳です。clay courtならば正しく「クレイコート」と翻訳してくれるのですが…。「錦織はぴったりだった」は多分fit(=元気)の誤訳です。
 まあ、何となく全体としての雰囲気は分かるということです。パソコンでのGoogle Translateと同じレベルです。

 トップ画面に戻ると、サイト以外の翻訳もできる事が分かります。キーボードのアイコンは、キー入力をした任意の文章の翻訳も出来るということでしょう。
 キー入力は面倒なので、ニュースを貼り付けてみました。

mstranslate07.png


 結果は…。

mstranslate08.png


 冒頭にいきなり「大喜(利)」という、英語にできなかった文字で始まっています。Safariでの翻訳と同じで、部分的には正しい英語のようですが、全体としては変です。
 もっとも、この日本語は少し分かりにくい文ですので、別の文章を貼り付けてみました。
 
 比較的客観的な報道の文章です。

mstranslate09.png


 翻訳。

mstranslate10.png


 最後の「あのPM2.5もそうやって出来上がります。」が「that PM2.5」になってしまっていますが、「あの」のニュアンスは難しいのは理解出来ますが、「出来agarimasu.」には笑ってしまいます。

 その他、カメラの撮影による文字のOCRと翻訳や、音声入力もあっておもしろいのですが、いずれも当然同様のレベルです。

 このレベルならば、「学生に教えて」もいいかも知れません。従来の翻訳ソフトと比べて、大きな新保はないようです。
タグ:翻訳
posted by kewpie at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | スマホ/タブレット
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