今日の朝日新聞・・・と言っても厳密にはデジタル版ですが、「へぇ」と思う記事ことがありました。
「ほぼほぼ」なんていう表現に記憶がほぼ・・・いや、全く記憶にないのです。
もちろん、誰かが「ほぼ・・・ほぼ」ということはあり得るでしょうが、「ほぼほぼ」と続けて一つの後のようにして聞いた覚えが全くないのです。
記事の一部として掲載されている実例には、ご年配の方も含まれています。
私自身は「ほぼ」はもちろん使っており、場合によると「ほぼ・・・ほぼ」もこれから使う可能性があるでしょうが、「ほぼほぼ」は使わないでしょうね。定着していない語彙を使うことで誤解を与えると困るからです。
「ほぼ」というのは、100%ではなく、たとえば90%という意味合いがあります。「完全」「100%」を弱める為の語です。
ところが「ほぼ」を重ねることで、90%×90%=81%のニュアンスになるのか、90%+(10%の×90%)=99%のニュアンスになるのかが曖昧です。
上の実例を読んでも、それぞれの方がどちらの意味合いで言っているのか私には分かりません。
私が「ほぼ・・・ほぼ」というとするとその場合は、81%・99%のどちらでもなくて、「決して100%ではありませんよ、90%ですよ、あくまでも90%」ということです。どちらでもありません。
「ほぼ」が90%だとすると、たしかに99%を表す言葉がないように思いますから、きっと「ほぼほぼ」はほぼほぼ(笑)定着していくと思います。
ただ定着するまでには、私のように「言わんとしている意図が分からない」という人間は少なくないのでしょうか。
2016年06月30日
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