2016年08月14日

「名・姓」か、「姓・名」か

 かつてならば、日本人が自分の名前を英語の中で伝えるのに"I am Taro Yamada."というふうに「名・姓」のように逆にするのを当然と思っていたのですが、最近は"I am YAMADA Taro."と言う場面が多くなってきたようです。
 これは、アジアのたとえば中国や韓国など「姓・名」の順の場合、毛沢東がMao Zedongだったり、金大中がGim Gim Dae-jung/Kim Tae-jungと多くの場合表記されているのに習ってきたからのようです。

 オリンピックの選手のユニフォームの名前表記を、卓球の女子団体戦の中で見てみました。

LIU.jpg



 
liu_nhk.png


 中国語表記は「劉佳」です。(オーストリアに帰化した選手。)

 ダブルスの2人の表記です。

LI.jpg


li_nhk.png


sophia_nhk.png


 オーストリアに帰化したリー・チャンビン()もフルネームのLI Qlangbingが「姓・名」順に書かれています。

 テレビ放送での選手名表記は、( の都合ではなく)フルネームが入りきらない場合は、どうやら「姓」だけとしているようです。上の画面でも、「LI/POLKANOVA」となっています。

 フルネームの場合。

names.png


 「名・姓」の順です。

 福原愛のユニフォームの表記です。

fukuhara.png


 さて、「姓・名」「名・姓」の順について、あちこちのサイトを開いてみて、なるほどと思う説明がありました。

1 韓国や中国人の姓は多くが1音節で短くて、姓名を一気に発音しやすい。
2 姓の種類が少ないので、姓だけでは区別のつきにくい場合が多い。
3 結婚しても姓がそのまま(韓国がそうなのは知っているが、中国も?)なので、「姓・名」をひとかたまりとして捉える傾向がある。

 例外はもちろんありますが、上の1〜3は日本人の名前には当てはまりません。

 そんなわけで、「名・姓」の習慣に、中国人や韓国人が「合わせない」というよりも、「姓・名」の方が良かったというだけなのかも知れません。

 さて、これで今日の記事を終えようとして困った映像を目にしてしまいました。

polkanova.jpg


 ソフィア・ポルカノバのユニフォームの表記が、「姓・名」の順になっているのです。どういうことなのでしょうか。

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追記

 ちょっと特殊なケースだが、蓮舫は英語での表記はどうしているのだろう。
Ren Ho は聴き慣れていることもあり、"I am Ho Ren."なんて響きが悪そうです。



posted by kewpie at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語・文字
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