2016年10月07日

PDF「トリミング」の考え方が間違えていました

 勤務先でまた、ネットプリントのデータ作成をすることになりましたが、それにはトンボを付けることが求められます。
 今回ようやく私が従来持っていたトンボ付け、あるいはトリミングの考え方の違っていることが分かりました。
 従来は、何か手探りで(実はがむしゃらに)トリミングのツールを操作していたのですが、そうではなかったのです。

 まず、Acrobat Proのツール>印刷工程>ページボックスを設定 と進みます。(従来、ページ>トリミング と進んでいましたが、間違いでした。)

tombo01.png





 設定ウインドウが開きます。印刷する用紙のサイズ(トンボを付けてカットし、仕上げとするサイズではない。)を指定します。私は上下左右30mmをカットするという想定にしたので、元の用紙(A4)の縦・横にいずれも60mmずつを加えた数値を入れました。

tombo03.png


 複数枚の場合には、「全て」のラジオボタンを設定することも忘れないようにします。

 また、このときに「余白の制御」の「適用先」はどれが選ばれていても構いません。

tombo04.png

 
 従来ここで「トリミング」を選んで、上下左右の各欄に30mmを指定をしていたので、おかしな事になったので苦労をしたのでした。全てデフォルトの0mmでいいので、何も操作をしない(入力をしない)でいいのです。

 「OK」を押すと、印刷用紙全体のプレビュー画面が表示されますが、余白が大きくなっているのが分かります。

tombo05.png

 
 「トンボを追加」を選び、トンボの種類を選択します。

tombo06.png


 上のスクリーンショットではページ範囲が「1〜1」(カレントページ)になっていますが、「全て」を選ぶのを忘れていました。通常は「全て」だと思います。

 「OK」を押すと、この警告が出ます、

tombo07.png


 多分、「予約の制御」で「アートサイズ」の指定をしていないからだと思います。ただ、元々の原稿サイズ(A4)の内周が大きな余白になっているので、放置して構わないようです。

 さらに「OK」を押すと、トンボの付いた画面表示になります。

tombo08.png


 用紙全体を表示すると、指定したトンボがついているのが確認できます。

tombo09.png


 要するに、
1 用紙のサイズを拡大指定する。
2 トンボを指定する。
と、これだけのことなのです。

 元の用紙を拡大した時点で、仕上がりサイズ(トンボによって切り取られて残るサイズ)が自動的に行われるので、トリミングをする必要はないということなのようです。「仕上がり」と「トリミング」を混同していました。

タグ:トンボ PDF
posted by kewpie at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ファイル作成
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/177164616
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
コメントの投稿について
○お名前とコメント欄の記入は必須です。
○メールアドレスは任意です。記入されても公開はされません。管理人のみに知らされます。
○スパム防止のため、
・ホームページアドレス欄への記入はできません。
・コメント欄にURLは記入できません。
・スパムと思われる語を記入できません。
 これらをしようとすると、最終的に投稿完了できません。
○投稿完了後に、管理人の判断でスパムと判断した投稿は削除させていただきます。