慎重にガーニッシュをはがし始めます。

テザークリップが僅かに見えてきました。
実は、こんな動画もあります。
いとも簡単に、テザークリップをはずしています。
実際にやってみると、隙間がせまくてプライヤーを入れるのが大変なのです。
実はこのテザークリップの取り外しに関しては、2つの信頼できるPDFファイルが見つかっていました。
fnd71aqd_ts.pdf
NKTT-AQ_I_0.pdf
どちらももちろんテザークリップの構造については正しく記述しているのですが、外し方については違うということが、実際に取り扱ってみることで分かりました。
一方は、テザークリップのロックを外して(ちょっと大変)テザークリップをボディから取り外し、クリップがガーニッシュに繋がった状態のまま、ガーニッシュを取り外すというやり方です。
もう一方は、ロックはそのままに、クリップを90°回転させて、クリップがガーニッシュから外れる角度にした上で、クリップはボディに繋がったままガーニッシュのみを引きはがず、というやり方です。
私の場合は、ロックがうまくはずれなかったので、後者の「クリップを90°回転させる」方を選びました。
その結果、テザークリップの「?」形の部分がガーニッシュに開いた長方形の穴と合って抜き取れるようになりました。
カーテンエアバッグの内蔵されたピラーでは、ガーニッシュの表面上部に「AIRBAG云々」と書かれた丸い部分がありますが、実はこれは部品ではなく単に表面に描かれたいるだけで内部の構造も単純です。
従ってそれほど神経質にならなくてもいいのです。ただ、通常のピラーガーニッシュのように力任せではぎ取ると、テザークリップが壊れます。従って、エアバッグも危険になります。
ケーブルがぷらぷらしていました。

配線モールを使ってガラス面は固定します。

その先は、ウインドシールド周辺に埋め込みます。以前は、助手席方向に引きましたが、今回は運転席わきのヒューズボックスから電源を取る、というつもりで運転席方向へケーブルを引くことにしました。
しかし、これが大きな間違いだと後でわかりました。
テザークリップの処理は面倒なだけでなく、何度も回しているうちに摩耗しそうなので、この際、増設するカーナビのマイクのケーブルも一緒にガーニッシュに埋め込みました。

最後にガーニッシュをはめ込むのですが、これがうまくできませんでした。ぴったりとはめ込めないのです。情けないのですが、あとでディーラーでお願いをするつもりです。
さらにもう一つ。実はアクアではヒューズボックスが運転席側にはないことが分かりました。何ということでしょう。左のAピラーガーニッシュをはがして、ケーブルを引き直すのか。
ただ、増設カーナビの本体は運転席の下に置くので、どっちみちこちらにACC電源は引っ張りますので、このままでもいいかもしれません。