2017年06月05日

きめ細かな対応?

 昨日(6月4日)のNHK「おはよう日本」の中で、和久田麻由子アナウンサーが
「先ほどの放送の中で…」
というようなことを言い始めたので、「おっ、何か失言?」と思い、耳を傾けてみました。

和久田麻由子.jpg
(当日の写真というわけではありません。)


 人のミスを知りたいという意地悪な気持ちではなく、表現上のどんな間違いを犯しやすいやすいのか、興味があったからです。

「きめ細やかな」という表現を使いましたが、「きめ細か」と言うべきでした。

という趣旨の訂正でした。真剣に番組を(見ていなかっただけでなく)聞いていたわけではないので、和久田自身が「きめ細やか」と言ったのか、他の誰かが言ったのか、それは全く分かりません。
 いずれにせよ「和久田自身の判断でとっさに"きめこまかな"対応をしたのか。賢いな」と思いましたが、やっぱりディレクター(?)の「NHKに苦情電話が来ないように」との判断による、訂正指示によるものなのでしょうね。

 それはともかく、
× きめ細やか
○ きめ細か
は知りませんでした。

 言われてみると、確かに「木目(きめ、もくめ)」が「細か」「細かい」なのは確かに不自然ではありません。つまり、「木目が細か」「木目が細かい」は抵抗がありません。

木目.jpg


 一方、「細やか」というのは単独で、例えば「細やか(=細部にまで心がこもっている)な配慮」というように使って意味が通じます。

 私自身は自分の肌について気にしたことがなかったのですが、文字通りの「木」ではなく肌に関しても「肌理」という文字と「きめ」という読みがあり、「肌理が細か」「肌理が細かい」とも言ったり書いたりすることを今回初めて知りました。

肌理.jpg


 「肌理」を「きめ」と読むのは無理があるのではないかと思います。当て字でしょうか。「肌」の「き」は分かりますが、「理」を「め」と読むことは普通ないでしょう。意味の上からも「肌目」と書けばいいと思います。
 ただ、「肌目」ということばはすでにあり、「はだめ」と読むようです。
 一方、理には「め」の読み方はともかく、何と「木目。皮膚のきめ。表面に見えるすじ。」の意味があるようです。




posted by kewpie at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 言語・文字
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