2017年06月14日

アクアに乗る(26)〜迷ったウインカー変更

 前車(エスティマ・ハイブリッド)では、国産車では珍しくリアのウインカーが標準でLEDでした。それに合わせて、フロント・フェンダーともにLEDにしていました。ハイブリッド車ならウインカーはLED!…という根拠は全くありませんが、アクアでもLEDにしようかどうか迷った末に、やはりLEDに変更することにしました。
 こうしたバルブの変更で迷うのは、実際にどの製品を購入するか、です。売る方は自社の製品が優れていることを大袈裟に宣伝しますが、長時間使えるはずのLEDでも、短期間に駄目になった商品をこれまで何度も購入してきました。安いT10タイプの物ならばともかく、数千円の出費をするLEDの場合は、慎重になります。
 また、店頭のサンプルやブログの記述などを読んだりしてみると、ウインカー用のアンバーでは、アンバーに着色をした元の白熱電球の方が明るい場合さえもあります。別にウインカーの明るさを誇ろうとする訳ではありませんが、視認性を下げたり車検で引っかかるようでは本末転倒です。
 意外と具体的な商品名を挙げて「明るい」と評価されたアンバーのLED(アクアではT20)が見つからなかったのですが、結果的には、SEED STYLEというブランド名で売られているLEDとハイフラキャンセラー(抵抗)のセットになっている物を楽天で購入することにしました。

26391_1aq10.jpg

 このセット購入の決め手は、
1 どこかのブログで、この商品らしい物について具体的な説明と共によい評価をしていた。
2 白熱球のニクロム線の位置と、このLEDの発光部の位置とがほぼ同じで、リフレクターによる反射の効率が良い、という説明は説得力がある。
3 ハイフラキャンセラー(抵抗)にアクアに合ったカプラーが付いていて、装着が楽。エレクトロタップを使うのは、アクアの場合取り付け作業がちょっと面倒なのと、万一取り外すときにはなおさら困難なこと。
4 AMAZONなどで、同じLEDを購入できそうですが、カプラー付きのキャンセラーが購入できないこと
5 キャンセラーは3Ωで、取り付けが左右2箇所で済むこと
6 自分でカプラーを取り付けたりすると、結局費用もかさんだり、手間がかかること
などです。
7 LED単独では3,640円で販売されているようですが、セットの価格は、通常10,000円でしたが、何かの割引が使えたので、送料・税込みで9,000円で購入できること
などです。

 販売サイトには雑誌の記事もあって、こういうのを見るとちょっと信用・信頼をしやすいですね。(笑)

1506wagonist1.jpg


 交換しなくても全く問題のないウインカーバルブの購入に9,000円の投資をするのにどれだけの意味があるのかと自問しましたが、「LEDにしようかどうか」とあれこれ迷うよりも、すっきりとした気持ちになることにしました。今回も自己満足の作業です。(笑)

 さて、送られて来たLEDです。

winker_led01.jpg

winker_led02.jpg


 それなりのパッケージに入っていました。裏面には、やたらといろいろな責任を回避する文が書かれていました。
 キャンセラーの写真は撮りませんでした。

 さて作業開始です。アクアのフェンダー内側のフェンダーライナーを外す…というよりもめくるのは初めてです。
 バンパー下のスカート(黒いゴム)を固定しているスクリューを一つだけ取り外しておきました。

winker_led03.jpg


 青いラベルが見えますが、これはフォグランプの背部です。ウインカーはその上です。

winker_led04.jpg


 カプラーの外し方が分からず焦りましたが、ツメは上部にありました。(たいていそうなのですが)

winker_led05.jpg


 キャンセラーを割り込ませてみます。バルブは元の白熱電球のままです。(最後のバルブ点灯の記念撮影です。抵抗を並列で接続しており、本当はこの状態はよくないかも。)

winker_led06.jpg


 バルブをLEDに交換して点灯テスト。4つのLEDを交互に挿して点灯テストをして初期不良がないかを確認しておきました。

 リアのウインカーバルブの交換作業です。リアコンビネーションランプアッシーを取り外します。2箇所のボルトを抜いて、あとはアッシーをまっすぐ後ろに引っ張ります。

winker_led07.jpg


 引っ張ったときにバンパーを傷つけやすいとのことなので、タオルで覆っておきました。「下部がきつい」という情報がありましたが、私の場合は下部は取りやすかったのですが上部が抜きにくく、勘合部が割れてしまうのではないかと心配しました。(が、無事完了)

 一応点滅の確認をします。

winker_led08.jpg


 左右の明るさを比べてみます。右がLEDです。

winker_led09.jpg


 右には直射日光が当たっていて左は日陰ですので条件が違いますが、出勤前の作業で、のんびり車を移動して写真撮影をする時間がありませんでした。
 ただ、目視で明らかにLEDの明るさが白熱球の明るさを上回っていました。いろいろな意味で、一安心。

 おまけの写真。連写で撮影すると、このように白熱球が消えかかり、LEDはきっちり消灯しているというアンバランスな写真が撮れます。

winker_led10.jpg


 今回のLEDへの交換では、いわゆるステルス化には特にこだわってはいませんが、白熱電球の着色によってウインカーの反射部全体がオレンジ色に見えたり白っぽく見えたりしていた状態が、消灯時にはきっちりと白っぽいウインカーになりました。

winker_led11.jpg


 まあ、どっちでもいいことですが。(笑)

winker_led12.jpg


 LED点灯状態です。

winker_led13.jpg


 実は今回のバルブ交換作業は、まだ完全には終わっていません。
 というのは、キャンセラー部の放熱を考えた設置がきちんとできていないのです。エンジンルーム内のステーに仮に固定をしていますが、放熱のことと、邪魔にならないようにということの対処を考えてのちほど正式な固定をする予定です。

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追記
 今の私にとって「嫌なもの」を見つけました。
 同じ会社から、ハイフラキャンセラーの取り付け不要のLEDウインカーが売られていました。

winker_led14.gif


 抵抗をLEDバルブの中(先端部)に入れてあって、わざわざキャンセラーをどこかに取り付けなくてもよいという製品です。よく考えた物です。その構造上、バルブの前に空間の余裕がないと取り付けられませんが、アクアでは大丈夫のようです。
 これで明るさが同じならば、がっかりです。失望しないように、調べないことにします。(笑)

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追記2
 ハイフラキャンセラー(レジスター)を正式に固定しました。
アクアに乗る(27)〜ウインカーLED化の仕上げ


posted by kewpie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) |
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