
舞台となる場所を忠実に、しかもきれいに描いていることが話題の一つでしたが、景色に限らず、家の中だとか日常生活のモノもアニメーションの美しさを残しながら、忠実に描いていて感心をしました。(ただし、部屋の広さ・高さと人物の大きさの比率はかなり変でした。)
見ていて、心地よいものでした。

その一方であまりに不自然な描き方をしていたのが、この物語で重要な彗星です。片や多くのものをかなり忠実な描き方をしている一方で、どうしてなのでしょう。

設定やストーリーはちょっと凝ったものになっていますが、ストーリーや状況の設定の仕上がりが今一つという感じがします。
どうしてもうちょっと"詰め"をしなかったのか、残念であり不思議です。