それは、腕時計とカメラを現地時間に合わせることです。

私は普段腕時計を利用しない上に、何より海外旅行は滅多にしないので、海外への時刻変更はよく分かりませんでした。
それでも、アラームなどのセットの時に「TYO」(東京)の文字はよく目にしていたので、ここで国の設定をすることは分かっていました。
従って、台湾へのシフトは「TPE」(台北)にすればいいとすぐに分かり、出来ました。
簡単に時刻表示は日本時間よりも1時間遅れになりました。

しかし、これはデジタル表示に限ったことです。
アナログの針はどうやって合わせるのか? 電波時計ですから、国内ならば自動的に正してくれますが、台湾の電波時計用電波(←ややこしい)というのがあるのか無いのか知りませんが、とにかく私の腕時計は、日本・アメリカ・ドイツ・イギリスの電波しか受信できませんので、手動で直すしかありません。
飛行機内でかなりの時間をかけて試行錯誤で操作をしているうちに、ふと針が動き出し、「1時間遅れ」の調整が出来ました。
困ったのは帰国時です。成田に降り立ってから今度は日本時間に合わせようと思ったのですが、何となくできた針の回転がうまくできないのです。
それほど困ることではないので、その時には調整を諦め、あとでマニュアルを探してみました。
CASIOのサイトにありました。
http://support.casio.jp/storage/pdf/002/qw4765.pdf
(PDFファイル:qw4765.pdf)
「H-SET」の文字は今まで何度も見た記憶がありますが、「ハンド・セット」の意味だとは気づきませんでした。
さて、9ページにアナログの針の合わせ方が記述してあります。
「ハンドセット・モードでAボタンを2秒」なんて思いつきません。

DボタンやBボタンには、FORWARD/REVERSEの表示があるので、その後の調整は分かります。

ただし、REVERSEによる反転は機能しません。最大11時間59分を回転させることになるので、指が疲れます。それに対応して、Dを押しながらBも押すと自動早送りになります。

これも思いつきそうにありません。
さて、カメラの方はと言うと、現地時刻に時計を合わせるのを忘れていました。
現地で何枚か撮影してからそれに気づいたのですが、途中から合わせると、合っていない写真・合っている写真ができてしまうので、日本時間のままにしてすべての写真を撮影しました。
帰国後に、パソコンのソフトでタイムスタンプ(Exif情報も)変更をして作業完了です。
ふと思ったのですが、機内での撮影はどちらに日本・台湾、どちらの時刻に合わせるべきなのでしょう。