その原稿(の文字)をコピーしてDreamweaverに貼り付けてみると、一部の漢字のサイズが変です。

同じ文字を打ち込んでみると通常のサイズで表示されるので、表示のトラブルではなく、元の文字コードが異なっていると思われます。
文字コードを調べてみました。
小さな「大」です。(ややこしい。違う文字を選べば良かったと後悔。)

Unicodeとしての文字コード「2F24」とのことです。
一方、自ら打ち込んだ大きな、普通の「大」です。

一般的な「大」の文字コードの中には、Unicodeの文字コード「5927」が含まれます。
一体、「2F24」で表示される小さな「大」とは何なのでしょう。
「康煕部首」と呼ばれる種類に分類される文字でした。
201文字だけです。目をこらすと、他の小さな「目」「子」「高」などが全て入っています。
大きな「大」「目」「子」「高」でなく、どうやって小さな「大」「目」「子」「高」を入れたのでしょう。実はPDFファイルの元となったWORDファイルももらったのですが、そちらでは小さな「大」「目」「子」「高」です。PDFに出力するときに小さな〜が選ばれたのでしょう。ちなみに、PDFのプロパティを調べると、Macのソフトで変換されたことが分かります。
小さな「大」「目」「子」「高」だと気づかずにそのままHTMLファイルにするとどうなるか、試してみました。
ChromeとIEで表示してみました。
どちらも、小さな〜として表示はされません。親切と言いましょうか、でしゃばりと言いましょうか。
いずれにせよ、小さな〜を大きな〜にシフトさせて表示させていると思われます。ソースを見ました。


一見、小さな〜が大きな〜になっているように見えますが、別の文字コードを維持していることが分かります。
さて、このブラウザの原稿として、小さな〜と大きな〜を並べて貼り付けてみます。
水⽔口⼝大⼤
「本郷三丁⽬」
JR「⽔道橋」東⼝
⼈間性
⽇々
⼦ども
埼⽟
⼤きな節⽬
⾼知
試⾏錯誤
⼒を⼊れた
⾏います
⽀部
全てが大きな〜になっているように見えますが・・・。ソースを見ます。
水⽔口⼝大⼤<br />
<br>
<br />
「本郷三丁⽬」<br />
JR「⽔道橋」東⼝<br />
⼈間性<br />
⽇々<br />
⼦ども<br />
埼⽟<br />
⼤きな節⽬<br />
⾼知<br />
試⾏錯誤<br />
⼒を⼊れた<br />
⾏います<br />
⽀部
元の文字コードは残しています。
Unicodeの普及によって文字の数がべらぼうに増えましたが、ブラウザやブログ用のシステムなどを作る人にとっては苦労も増えたということなのでしょう。
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