そして、今日の「なるほど、私は知らなかった」のは&です。&は次の形状が今では一般的です。

以前から不思議に思っていたのが、次の形です。

文字のデザインですので、こんな風に"デフォルメ"するのは自由ですが、不思議な理由はこの形状の&が少なくないことです。

最後の部分がT字形になるように横線がくっつくということです。
これは、&の文字(記号)が作られる由来に関係していました。
&の記号読み方は、アンパサンド、ampersandは、
"and per se and"、その意味は"and [the symbol which] by itself [is] and"である。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89
つまり、「それ自体でand」。
英語ではラテン語の etc.= et cetera=and so onを使うことが少なくありませんが、andはラテン語でet。
このetを一文字にしたのが&だったということです。
従って、最後に横線の付いた方が本来の形だったわけです。

E/Tが見えるようなフォントをデザインする人は、ちゃんとその起源を知っているのでしょうね。
こんな&を使われても、一般の人に理解できるのでしょうか。
