巷ではホーン交換の際に「レクサスサウンド」を求める方が多いようですが、そもそも「トヨタ純正部品 レクサス LS600/600HL ハイピッチドホーン」等の実態は丸子警報器の製品のようで、例えば「MARUKO(丸子警報機) スーパーギガホーン BGD-2」の購入・取り付けを考えました。しかし、私としては甲高い音は嫌なので、音で比較して、やはり利用者の多いミツバ製作所の「MITSUBA プラウド ブラックホーン HOS-02B」を選びました。
ボンネットを開けただけでは、純正ホーンは取り外せません。
バンパーカバーの直後にある黒いプレートを取り外す必要があります。それには4つの樹脂クリップを外す必要があります。
黄色の○2つは簡単に外せますが、黄色矢印の2箇所は奥まっていて、これを取り外すにはバンパーカバーも外さなければなりません。
ただし、黄色矢印の2箇所を外すのには、バンパーカバーを完全に取り外さなくても、上部だけ手前に引けば取り外せます。
バンパーカバー上部を外すには上部の赤○3つの樹脂クリップをとりはずし、バンパーカバー左右を剥がし取ります。
作業中には、バンパーカバーとヘッドライトカバーを傷づけないようにタオルを挟んでおきました。

2つのホーンの内、一つは純正の位置に純正の穴を利用して取り付けます。もう一方(運転席側)は、黒いプレートの下にある、幅のある鉄板の中央部分、コルゲートチューブをタイラップで固定してある穴を利用して固定することにしました。
ホーンの説明では、純正のホーンが1つの場合にはリレーを使うように指示があります。電流が2倍になってしまうからでしょう。しかし、どうやらアクアでは2つのホーンに対応(多分、ヒューズの最大電流の設定)しているのようなので、リレーを使わずに単純に電源を2つに分けることにしました。
また、純正のホーンはアースは本体から直接ボディアースしているので−(マイナス)端子やケーブルがありません。一方、ミツバのホーンには−端子があります。
そこで、以下のようなケーブルを用意しました。
気になったのは、端子に差し込む平形ギボシにはもちろんスリーブを着けたのですが、それでも端子の一部が露出してしまうことです。一応、ビニールテープで覆うようにしておきました。
仮留めして、音が鳴ることを確認の上正式に取り付け、外したカバーや樹脂クリップを元通りに取り付けました。
グリルを通して見えるのは、純正位置のホーンだけです。運転席側のホーンはナンバープレートの高さなので表からは見えません。ケーブル(コルゲートチューブに入れました)も最短の長さですし、表からは見えません。
肝心な音・・・。大変良くなりました。音量は2倍になったので、ホーンボタンの押し方に気をつけようと思います。