小さなタッチセンサー内蔵のスイッチが、ON/OFFのパイロットランプも兼ねていて、インパネ下部やセンターコンソールのスイッチ用の穴に新たにスイッチを取り付けなくて済みます。
とりあえず、オーディオパネルに穴を空けて設置。
もともとこれは、シガーライターソケットを分岐するというのが主目的なので、接続部分には冒頭の写真の通り、ソケット3つ分と、電源そのものもシガーライタープラグですので、場所をとります。
しばらくは加工は一切せずに、車載用電気毛布のON/OFFに使っていました。パイロットランプがあるだけでも便利でした。
実はパイロットランプがあることで、役に立つ利用方法を思いつきました。
「ナビ不調の原因判明」に書いたように、走行中のナビ操作の制限をする車速パルス信号を切るのに、運転席前下部に押しボタンスイッチを設置していたのですが、手は届きやすい位置にあるものの
1 ストロークが小さくて、押し込まれているのか出ているのか分からない
2 パイロットランプもない
ということで、パルスを切ったままにしてしまったり、走行中にナビ操作(テレビの操作も含む)をするのに、現時点で操作できるのかできないのか、が分からなかったのです。
そこで今回のスイッチを利用することにしました。パイロットランプがあれば、車速パルスが送られているか、切断されているかが分かります。
電源のプラグでソケットを常時埋めておくのは嫌なので、ACC電源に直接繋ぐことにしました。プラグ中にあった1Aのヒューズは活かして、異常電流の対応をしました。
3連のソケットは、汎用性を持たせ、プラグの差し替えに対応できるようにそのまま残すことにしました。
取付位置は、運転席前のこのパネルです。
パネルの裏側空間は結構広いので、それを利用して、パネルの背部にマジックテープで固定をしました。いざというときには簡単に、パネル自体を外さなくても3連ソケットだけ取り外すことができます。ソケットの穴は下向きにしました。埃やゴミが入りにくいように、しかもプラグを差しやすいようにするためです。
車速パルスの配線は、途中に エーモン コンパクトリレー DC12V専用 1586(5極)を使って、スイッチを入れる(パイロットランプ点灯)と信号が切れてナビ操作可能に、切る(ランプ消灯)と信号が繋がって走行中のナビ操作ができなくなるようにしました。
シガーライタープラグで電源をとる電気毛布は、パイロットランプがプラグ自体にしかなくて点灯しても見えません。今回の3連のランプを見ればON/OFFの状態は分かりますが、本当に動作しているかどうかを知りたいので、3連のソケットから、シガーライタープラグの延長コードみたいな物で、センターコンソール近くまで電源を伸ばして、そこでプラグを差し込むようにしました。
文字による機能表示には、ネームランドのラベルを使いました。

実は穴の開け方がうまくできなかったので、隙間を隠すのが第1の目的です。2番目のスイッチはBCM(フロントカメラ)用になっていますが、まだBCMは繋がってません。
とにかく、ナビ操作と電気毛布の使い勝手が良くなった今回のDIYでした。
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