
ご覧の通り、腕時計というよりも、ブレスレットみたいな感じです。実際、この商品のamazonでの見出しは「Letscom 万歩計 腕時計型 活動量計 スマートウォッチ スマートブレスレット IP67防塵防水 iPhone/androidスマホ対応 日本語アプリ」となっています。
主には健康管理なのかも知れませんが、時計やスマホへの電話着信やツイッターの通知が、Bluetoothを使ってこれに知らされるというわけです。
私は職場ではスマホを持ち歩かないので、電話の着信やLINEの通知に気づかないことが多いので、その対応として購入をしてみました。また、分厚い腕時計(G shock)も普段は邪魔で使わないのですが、これならスマートに身に付けられると考えたのです。
で、ちょっと使ってみた感想です。
中国製で、LINEは対応していないことは購入前から分かっていましたが、それには目をつぶることにしました。ひょっとすると将来的に対応するかも知れないという、かすかな望みも持って。

そう。このスマートブレスレット(?)本体には、表示をONにしたり、表示を切り替えるためのタッチセンサー部があるだけで、本体で設定などを変えることは一切できません。
Bluetoothで紐付けされたスマホのアプリによって、設定を変えたり、スマートブレスレットで収集された持ち主の活動(歩いたり寝たり)の記録を保存・表示することになります。
「Bluetoothで紐付け」と書きましたが、私のGalaxy s7 edgeにしっかりとペアリング済みに加わってくれないのです。

それでも設定ができたり、データを蓄積・表示してくれているので、Bluetoothを介したやりとりはできています。
一番肝心な電話の着信ですが、着信を知らせる反応時間を設定できるのですが、最速で3秒です。これって0秒のみでいいような気がしますが、どういう意図なのでしょう。
また、バイブレーションで確かに知らせてくれますが、2〜3回震動して終わりです。振動回数の設定もありません。手を動かす作業をしている最中だったら気づかないかも知れません。
また、携帯番号への着信には反応をしてくれますが、050plusには反応してくれません。LINEと同様に、選択肢もありません。自分で追加できるように、つまり汎用性を持たせられるように、アプリのプログラムを書き換えてくれるといいのですが。
見当たらないスマホの呼び出し(バイブ)とか、スマホのカメラのシャッターボタンなどの機能もあります。実際にはあまり使いそうもありませんが。
二千数百円の買い物で、覚悟はしていたので、その割には造りはしっかりとしていると評価しています。電池の持ちもいいです。明るいところではあまり表示は見えないでしょうね。これも想定内です。
マニュアルは日本語もあります。ただ、一見しっかりとした日本語のようでいて、よく分かりません。アプリもしかり。誰か日本人の知り合いに見てもらえば良いのにと思います。
それからベルトの固定は独特のやり方です。2つの突起部を腕の太さに合わせて、複数の穴から選択してはめこむという方式です。きつくてなかなかはめ込めません。それでいて、何かの拍子に取れてしまいました。防水だから、常に装着してもいいとどこかに書かれていましたが、やっぱり汚れますよね。
可もなく不可もなく…と言いたいところですが、「不可」の要素はたくさんありますが、価格の割には遊べるおもちゃという感じです。
なお、この「LETSCOM ID115」に、心拍数のカウント機能を加えた、「LETSCOM ID115HR」というのもあります。んだんが少し高くなります。私はランニングもしないので、不要です。
-----
追記
AMAZONでの写真では冒頭のように、表示が白色ですが、実際は黒っぽい半透明カバーを通すので、少し青っぽく見えます。
↑この写真ほど文字の色は付いていません。パッケージには「SMART BAND」という名称が書かれていますね。これが正式な名称なのでしょうか。
我が家の電話から呼び出すと、電話帳に登録された番号なので名前が表示されますが、漢字4文字の名前の冒頭の一文字が表示されません。(^^;) 中国製品なら、2バイト文字にもしっかりと対応しそうですが、なzでしょう。