2018年02月12日

NHKホールコンサートの動画を16:9に再編集

 DVD「歌伝説 テレサ・テンの世界 〜アジアが生んだ歌姫〜」は再生時に、左右一杯にし、結果的に上下をカットした状態の再生でも結構見られます。こんなふうに。

utahimeDVD04.jpg


 しかし、「NHKホールコンサート」の方は上部に頭がぎりぎり入るアングルでの映像が結構多いのです。

utahimeDVD05.jpg

 横一杯、上下カットで再生して何度も見てきた(と言っても主に信号待ちの間)のですが、頭が切れるシーンが多いので気になります。
 そこで、基本的に上下をクロップして16:9にし、頭が切れるシーンだけは上部を多く残して下部をその分さらにクロップするという編集をしてみることにしました。
 使ったのはいつもの通り、TMPGEnc Mastering Works 6です。


 まず、縦480ドットのうち、上部60・下部60をクロップした映像を準備しました。車で見てきたのと同じ感じになります。

 さらに、頭が切れないように上部30・下部90をクロップした映像を準備してみました。これが今回の改良の中心です。実はやってみると、なかなかいいアングルになることが分かりました。

3-4から16-9へ01.jpg

 この上部30・下部90というクロップの仕方は、全体を通してもほとんど違和感がありません。

3-4から16-9へ02.jpg


3-4から16-9へ03.jpg

 左手の「表情」が見えなくなってしまうのが残念ですが、仕方ありません。

3-4から16-9へ04.jpg


3-4から16-9へ05.jpg


 適当に時間軸に沿ってキャプチャーしただけの画像ですが、うまく収まっています。

3-4から16-9へ06.jpg


3-4から16-9へ07.jpg


 僅かにこういうシーンもありました。

3-4から16-9へ08.jpg

 まるで、海で溺れそうになって顔だけ出しているような感じで残念です。(偶然にも以前、引き合いに出したシーンでした。)

 さて、オーサリングをしてみました。そして、再生です。

3-4から16-9へ09.jpg


 16:9と広くなって手も思い切り伸ばせる感じです!?

3-4から16-9へ10.jpg


 海に沈んでしまう(?)場面は、幸いにも前後のシーンとトランジションではなくカットイン・カットアウトだったので、そこだけ、4:3の最下部から16:9を切り出しました。

3-4から16-9へ12.jpg


 今回の編集には関係ないのですが、このコンサートでは、ステージ上が向かって左は広々として照明を使われ、ときどきマンドリンとアコーディオンが背後に立ちます。一方、右はずっと薄暗くてギターやドラムスなどのバンドが演奏しています。

3-4から16-9へ13.jpg


 テレサはそのちょうど真ん中で歌っていたり、そうでないときには左側で歌っています。

3-4から16-9へ14.jpg


 右側のシート、特にせっかく前の席を確保できた人はちょっと残念だったでしょうね。
 どうしてこんな演出をしたのでしょう。想像が付きません。

 とにかく16:9の新しいDVDができたので、新鮮な気分で当分楽しめそうです。



別館:On Teresa Teng
テレサ・テンについて、動画を使ってまとめています。更新中です。




posted by kewpie at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | テレサ・テン
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