しかし、「NHKホールコンサート」の方は上部に頭がぎりぎり入るアングルでの映像が結構多いのです。
横一杯、上下カットで再生して何度も見てきた(と言っても主に信号待ちの間)のですが、頭が切れるシーンが多いので気になります。
そこで、基本的に上下をクロップして16:9にし、頭が切れるシーンだけは上部を多く残して下部をその分さらにクロップするという編集をしてみることにしました。
使ったのはいつもの通り、TMPGEnc Mastering Works 6です。
まず、縦480ドットのうち、上部60・下部60をクロップした映像を準備しました。車で見てきたのと同じ感じになります。
さらに、頭が切れないように上部30・下部90をクロップした映像を準備してみました。これが今回の改良の中心です。実はやってみると、なかなかいいアングルになることが分かりました。
この上部30・下部90というクロップの仕方は、全体を通してもほとんど違和感がありません。
左手の「表情」が見えなくなってしまうのが残念ですが、仕方ありません。
適当に時間軸に沿ってキャプチャーしただけの画像ですが、うまく収まっています。
僅かにこういうシーンもありました。
まるで、海で溺れそうになって顔だけ出しているような感じで残念です。(偶然にも以前、引き合いに出したシーンでした。)
さて、オーサリングをしてみました。そして、再生です。

16:9と広くなって手も思い切り伸ばせる感じです!?

海に沈んでしまう(?)場面は、幸いにも前後のシーンとトランジションではなくカットイン・カットアウトだったので、そこだけ、4:3の最下部から16:9を切り出しました。

今回の編集には関係ないのですが、このコンサートでは、ステージ上が向かって左は広々として照明を使われ、ときどきマンドリンとアコーディオンが背後に立ちます。一方、右はずっと薄暗くてギターやドラムスなどのバンドが演奏しています。

テレサはそのちょうど真ん中で歌っていたり、そうでないときには左側で歌っています。

右側のシート、特にせっかく前の席を確保できた人はちょっと残念だったでしょうね。
どうしてこんな演出をしたのでしょう。想像が付きません。
とにかく16:9の新しいDVDができたので、新鮮な気分で当分楽しめそうです。
別館:On Teresa Teng
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