もともと「身障者用お手洗い」だったのを、「gender neutral」を加えたものにしただけという感じがします。(もっとも、それ以外に何をするのかと言われても、何と返答をして良いのか分かりませんが)
たまたま2回、このgender neutralの表示を見ることになり、私の頭に印象付いたのは間違いありません。

遠くから見ると文字は見えませんが、「青地に虹色のアイコン」というパターンを覚えれば、必要な人はこの某市では、分かりやすいのかも知れません。
関係のない人には分からなくてもいいわけですし、例えば仮に「LGBT」などと大きく書かれているとするよりは「良い感じ」です。そういった意味ではよくデザインされていると思います。
気になるのはこれが、日本中、世界中で統一されていないのかということです。
「gender neutral」で画像検索をしてみました。
統一したマークはないようです。気になるのは色遣いで、色覚に障害を持っている人には分かりにくかったり、例えば「男は青(または黒)、女は赤」というよく使われる配色から脱しきれないように思います。(その意味では「某市」のマークはかなり、駄目な表示だということになります。)
念のため、「gender neutral restroom signs」で検索をしたら、流石に色を利用している表示がぐっと減りました。
ただし、分かりにくい! 言うは易く行うは難しです。