2018年05月24日

ま、いいか…

 テレサ・テンは日本の歌を中国語で歌うことによって、日本の歌を(あるいは文化を)中国語圏に紹介してくれましたが、こんな動画を見つけました。

里の秋.jpg

 大陸中国で歌われているのですが、ちょっとメロディが違っています。ま、いいか…。



 テレサ・テンの歌唱はこれです。



 こちらは日本の「里の秋」そのままのメロディです。

 この歌が、台湾や大陸中国で聞かれたり、あるいは歌われているというのはちょっと意外な気もします。

 現在の歌詞は以下の通りです。

里の秋
(C)Arranged by FUTATSUGI Kozo

作詞:斎藤信夫、作曲:海沼 実、唄:川田正子
1 静かな静かな 里の秋
  お背戸(せど)に木の実の 落ちる夜は
  ああ母さんと ただ二人
  栗の実煮てます いろりばた

2 明るい明るい 星の空
  鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
  ああ父さんの あの笑顔
  栗の実食べては 思い出す

3 さよならさよなら 椰子(やし)の島
  お舟にゆられて 帰られる
  ああ父さんよ 御無事でと
  今夜も母さんと 祈ります


 これは、第二次大戦後の復員兵や引き揚げ者たちを励ますNHKの特別ラジオ番組で流された歌ですが、本来の歌詞は異なり、3・4番はむしろ太平洋戦争での日本の攻撃を鼓舞するような内容なのです。(当時の歌詞はみなそんなものでしょうが。)

3 きれいなきれいな椰子の島
  しっかり護って下さいと
  ああ父さんのご武運を
  今夜も一人で祈ります

4 大きく大きくなったなら
  兵隊さんだようれしいな
  ねえ母さんよ僕だって
  必ずお国を護ります


 詳しい内容は
http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/07/post_36eb.html
に書かれています。

 本来好戦的な意味合いで書かれた歌詞が、平和な毎日を求める歌詞になり、さらには夕暮れ時の情景を歌う、「戦争」の「せ」の字も含まれない歌詞になって、美しいメロディによって歌われるというのは、何とも嬉しいことです。

別館:On Teresa Teng

posted by kewpie at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テレサ・テン
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