直接のきっかけはYouTubeの動画でこの機種について知ったからです。
間接のきっかけは
1)娘の車にリアカメラ(後退時確認用)がなくて「つけてほしい」と言われていたが、遠方に住んでいてたまに私の所へ来ても作業時間が取れない。車(初期パッソ)はナンバープレートがバンパーにあって、ナンバープレートの辺りに付けるとかなり低い位置になる。ドライブレコーダー(できれば後方も記録できるもの)を付けようと思っていた。
2)アクアはリアウインドウが小さくて、後方の視野が狭い。
3)アクアに後方のドライブレコーダーを追加しようと思っていた。
の3つです。
娘の車に付ける前に、まず私のアクアに取り付けて使い勝手などを確かめ、それで良ければ娘のパッソにもリアカメラ兼後方ドライブレコーダー(もちろん前方も)として別に購入の上、取り付けるという計画です。
夕方になって取付を始めたところで急用ができすぐに出かけることになったので、ケーブルぷらぷらの仮設置です。
一番興味のあるのは、後方を常に映し出すのがどの程度うまくできるかどうかでした。(通常の鏡にすることはできますが、液晶を埋め込んである他のルームミラーと同じく暗くなります。)
駐車場での撮影です。
モノクロに見えますが、カラーです。(ダイナミックレンジが広くないので、夜間には明るいストップランプなどの中心は白く"飛び"ます。人の目のダイナミックレンジには負けます。)
さすがに走行中の様子は撮影できません。信号待ちでの撮影です。
この写真だとディスプレーは適度な明るさという感じですが、夜間はもう少し暗くなると疲れないと思います。(自動または手動でで明るさは調整されますが、これが暗さの限界です。)
後ろの車です。
条件が良ければ確認できますね。都県名や上の小さな数字も全ての文字が読めました。問題は、これがどの程度はっきりと記録されるか…。実はまだMicroSDが手元にないので、録画のテストはしていません。

私の身許が分かるので、都県名は隠しました。(走行中の撮影ではありません。念のため。)
さて、リアカメラの取付状況です。

どんな風に写るかだけを確かめたかったので、養生テープでの仮固定です。
この位置はなかなかいいと思うのですが、どうでしょう。リアシート中央のシートベルトを収納するパーツがリアウインドウのすぐ近く、左右中央にあるのです。
ここに設置すれば
1)設置作業が楽。特にケーブルの配線が圧倒的に楽! もしもバック連動のケーブルを後退灯に繋ぐとしても、ヒンジをまたぐ必要がない。
2)リアウインドウの開閉により、衝撃を受けにくい。
3)車内なのでレンズが汚れにくい。
4)より後ろのナンバープレート上の設置を想定された製品だが、そこまで後ろになくてもどうせ画角は140°なので左右のCピラーも写り込まない。
5)高い位置なので、夜間に後ろの車のヘッドライトが直接に当たる心配がない。
などのメリットがあります。
また位置には関係ありませんが、本当の鏡と違って自分の顔が後ろの車のドライバーには見えません。
デメリットは、
1)雨のときにリアウインドウに水滴がたくさん付くと後方の視界が悪くなる。アクアのワイパーは短いのでここまで拭いてくれません。
2)熱線がよく見えます。本来の鏡でも見えますが、よりよく見えます。ただし、気にはなりません。
3)バンパーのすぐ近くは死角になります。(後退時の安全確認のカメラとしては不十分!)
というところでしょうか。
実は今まで使ってきたITB-100HDの性能もなかなか捨てがたいものがあります。1920×1080のフルハイビジョンなのに対して、X1は1296×(?)なのです。
その他、今どきとしては物足りないWi-Fi機能なし、です。
ただ、なかなか性能が良さそうなので一安心です。すこしずつ「正式設置」の状態にしていきたいと思います。