作業の最初は、通称オーディオパネルの取り外しです。

次が分かりにくいのですが、エアコンパネルなどをぐるっと取り囲むプラスチックパーツ(インストルメントクラスタフィニッシュパネルガーニッシュ)を取り外すのですが、その「はずす方向を間違えて割ってしまった」というかんちゃさんの記録が役立ちました。
エアコンパネル付近では、手前ではなく下に引きます。しっかりと固定されているので、内装はがしを2本突っ込みました。

このパーツを全部取る必要はありません。エアコンパネル付近だけが浮いたら、今度はエアコンパネルを手前に引き抜きます。これもビスの固定はありません。ここに限りませんが、冬はプラスチックパーツが割れやすいので、衝撃を与えずゆっくりと抜き差しするのが重要だと思います。

上の写真はすでにエアコンパネルを取り外した状態ですが、もちろん、電気回路のコネクター1箇所を抜きました。
元の基板(上)とLEDを打ち替えた基板(下)との比較です。基本的には同じものですが、温度調整ダイヤルの部分が変更されています。
打ち替えてくれた人の秘密・・・とは言われていませんが、敬意を表してここは隠しておきます。
あとは基板をエアコンパネルの中に戻して、コネクターを繋いで動作確認をしたら、正式に取り付けます。
写真で分かるように、ボタン表示は白LEDに、パイロットランプは青に(ただし、前後デフォッガーは元のオレンジのまま)、液晶表示は白にしました。ダイヤルはG's用に交換してあります。
白はステアリグスイッチと同じです。パイロットランプの青は、クルコンモニターのセット時の青やナビの左隣に自分で取り付けたタッチス一チンのパイロットランプの青に合わせました。
今回、私が一番こだわったのは実はエアコンダイヤルの発光です。円状に光りますが、左が青く、右が朱く光ります。これをするためにもG's用ダイヤルへの交換が必要なのです。
夜間の撮影はかなり絞らないとLEDの色が見えません。その結果、ナビのディスプレーがかなり暗くなっていますが、もちろん実際はもっと明るくはっきりしています。
で、ディスプレーを実際に近いイメージになるような露出で撮影をすると・・・。
液晶表示が明るい・・・明るすぎるのです。運転中に前方を見ていてもその明るさが気になるほどです。日中の白い色はきれいなのですが・・・。
今回の作業でこれだけは失敗でした。液晶反転をすれば良かったと後悔しています。
夜間は暗くなるような回路があれば競ってしてあればいいのですが、もともとそんな設定はありません。
液晶反転はやったことがありませんが、暖かくなったらやってみようかと思っています。
満足度85%のLED打ち替えでした。