
最初、高いところからの東京の撮影と言えば(スカイツリーが出来る前ならば)東京タワーかと思いましたが、直前の映像にこんな部分があります。

右の線路の集まったところは汐留と思われます。しかも線路にかなり近いところからの撮影のようですので、東京タワーではないようです。汐留の少し南の線路際、世界貿易センタービルでしょう。1970年(昭和45年)3月竣工ですので、撮影時にはすでに存在していました。
次の2枚の画像を比べてみます。

2枚目画像の下の線路には直前に新幹線車両が走っていました。
これは、YouTubeの件の映像の一場面です。
さて、直後の映像です。カットなしでここまで来るので、同じ立ち位置からの撮影だと言うことになります。
線路際、浜松町駅と東京駅の間のどこかと思われる場所に赤・白に塗り分けられた寸胴の塔がありますが、何だかよく分かりません。現在似たような者としては、新橋〜有楽町間に東電の建物の上に、同じような塔が立っています。
左の縦に延びる白い棒状のものは、ガラスに写った室内のものでしょう。
映像の奥、広い緑に囲まれた白っぽいもの数個の集合体があります。

このショットが、尋ねられたショットに繋がります。
ということで、浜松町の世界貿易センタービルから見た皇居、ということになると思います。