ハンドルを握りながら、オーディオの選曲や音量調整、エアコンの温度調整などが行える左右の丸ボタンも、じつは前後期で違います。前期ではボタンが横組でしたが、後期では縦組へ変更されています。スッとスムーズに指を動かせるように、レイアウトが変更されているんです。という内容です。
確かに、音量の「上下」、温度の「上下」というイメージもあり、それに対応してスイッチも+が上、−が下という方が直感的に操作できると思います。
そもそも、私は、横並びのスイッチがあること自体知りませんでした。
私のアクアにも、この縦並びを付けて使っています。

ただ、それでもちょっと使いにくいのです。「右上」や「左下」、「中央」など、合計5つのスイッチ部に凸が設けられているのですが、それでもそこに触れていることに確信が持てません。
ステアリングスイッチに限りませんが、テレビのリモコンなどにも使われてきた上下左右、中央を選択部分とするスイッチの方が、遙かに自分が押す部分をイメージしやすいのです。
ステアリングスイッチなら、こんな感じです。

この例では、上下左右の4箇所には凸部もありません。それでも問題ないのは、
同じ4方向の接触でも、「右上」「左下」という感覚よりも、「上」「右」といった感覚の方が指の操作(実際は頭の中のイメージ)がより単純だからでしょう。