2019年05月11日

アーサー・ビナードの講演

 群馬県館林市でアーサー・ビナードの講演があって、ちょっと遠かったのですが、聞きに行きました。

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 事前の案内を見て驚いたのですが、会場が○○公民館となっていました。○○市民会館とかではなく、「公民館」です。ホームページで調べたら、その公民館で一番大きな会場が「定員200人」です。きっとギャラも値切られているのでしょうね。
 会場付属の駐車場は当然満車で、指定の別の駐車場に駐車。会場到着は講演開始時間を回っていましたが、ちょうど講師紹介が終わるところで、席も不足分の椅子を出してくれた一番前の方になりました。

 確か彼の講演を聴くのは今回で3度目なのですが、巧みな日本語(「うまい」というレベルを超えています。)で、どちらかというと、演題に関することよりも、彼が聞いたり見たりしたエピソードを時間をかけて楽しく話してくれるので誰でも聞きやすいと思います。
 実質的に肝心なことを話す時間は僅かですが、外堀を埋めて要点を話す、というスタイルです。

 そもそも今回は、NPO田中正造記念館とういう組織が主催する、田中正造に関わる講演会でした。

ArthurBinard02.png


 得意の漢字の蘊蓄(3つの髭・鬚・髯のこと)を含めた自分が髭をかなり時間をかけて延ばした経験から初めて、田中正造の髭と行動や姿勢の話が始まった。彼が、天保生まれで、明治をまたぎ大正までの生涯だったこと、彼はある意味で詩人、コピーライターだったと言えること、昭和を最後に平成や新しい令和の元号にはあまり意味が無いこと、よくテレビなどで「原発の事故から8年」など報じられるが、原子力緊急事態宣言は今も解除されていないから、過去の事のように国民を欺いている、等々。

 探してみました。
 この本『ずっと ずっと かぞく (ナショナル ジオグラフィック キッズ) 』を出すときに、「動物のように髭をそらなかったらどうなるのだろう」と思ったそうです。

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 伸ばした結果がこの写真だそうです。

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追記(2019/05/14)
 ふと思い出しました。
 10連休最後の日に、福岡(だったかな)へ講演のために飛行機で行こうとして、最終便にぎりぎり間に合った!と思ったら、実際には飛行機の出発が遅れたのだそうです。そのときのアナウンスが「新しい出発時刻は…」というもので、決して「遅れました」と言わず、遅れが繰り返され、そのたびに「新しい出発時刻」がアナウンスされたのだそうです。決して「遅れた」という言葉を使わない巧みさを指摘していました。



posted by kewpie at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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